当サイトは記事内に広告(アフィリエイト)を含む場合があります。

改造&オーバーホール依頼 16アルデバランBFS 2台(前編)

スポンサーリンク

10ステラ 4000XGに引き続き16アルデバラン2台です。

手前がノーマルギア、奥がXGですね。

まずは手前のノーマルギアから改造、OHです。

オーバーホール(ノーマルギア)

パーツ持ち込みですね。

レベルワインドパイプ他交換します。

ばらします。

ハンドルノブベアリングを洗浄です。

しっかり洗浄、ロサを添付してノイズを取り、ハンドルノブのシム調整をします。

続いてボディ内部です。

オイルチューンですね。

ハンドル軸に高粘度オイルが入っています。

洗浄します。

ほぼBOREDのOMEGAで仕上げていきます。

ハンドル軸のベアリングはBOREDのLIGHT DUTYを添付。

レベルワインドパイプのシム調整です。

ウォームシャフト奥に0.2mmが2枚入っていますが、一枚は0.05mmのシムへ変更です。

レベルワインドキャップのシム調整です。

0.3mmと0.2mmが入っていましたが、0.1mmへ変更しました。

ここもBOREDのOMEGAですね。

レベルワインド両端には、BOREDのLIGHT DUTY、

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

CHIMERAを添付します。

ここもOMEGA。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

ドライブギアもOMEGA、粘性を下げる為にALPHAを混合します。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

グリスが溢れない程度に添付します。

ドラググリスもOMEGAです。

かなり軽く回るようになりました。

少しシャリ感が若干御座いますが、元々あったノイズだと調整が難しいですね。

ハンドルノブはかなり無音まで行きましたが、スプールベアリングが若干シャーとノイズが御座います。

スプールベアリングには、BALBOAと、

BALBOAはBSLRオイルとHYDRAオイルを除く他のBORED METHODオイルと混合カスタム使用する事が可能です。 フィッシングリール、スケートボード、サイクルパーツなど、ミニチュアベアリング部及びメタルパーツ全般での使用をお勧めします。

CHIMERAを混合して添付しています。

CHIMERAはミルスペック(アメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格)を上回る長寿命低揮発の油膜を維持、ヌル付きやベト付きなどの粘弾性を極力排除しサッパリとした質感のオイルとなっています。

相当回るんですけどね。

オーバーホール(XG)

続いてXGです。

こちらはオイルチューンではないですね。

グリスは適量ですね。

洗浄します。

シムを減らします。

0.2mmを抜いて、0.1mmを追加。

レベルワインドキャップは調整不要で行けました。

ノーマルギアと同じ内容でチューニングします。

ハンドルノブのシム調整も全く同じですね。

元々プラワッシャーが0.30mm分御座いましたが、0.15mmのステンレスのシムへ

絶妙な所ですね、もう少し入れた方がいいですが、0.01mmとかそのレベルです。こちらのハンドルの方が、若干ベアリングのザラツキを感じます。

リーリングのノイズはほとんど御座いませんが、スプールベアリングのノイズもこちらの個体の方が強いですね。

作業完了しました。

比較的状態が良かったので、交換パーツは最小限となりました。スプールベアリング、ハンドルノブ、シム調整はもう少し精度を上げることが出来ますね。

後編はこちら。

コメント

2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031