10ステラ 4000XGに引き続き16アルデバラン2台です。
手前がノーマルギア、奥がXGですね。
まずは手前のノーマルギアから改造、OHです。
オーバーホール(ノーマルギア)
パーツ持ち込みですね。
レベルワインドパイプ他交換します。
ばらします。
ハンドルノブベアリングを洗浄です。
しっかり洗浄、ロサを添付してノイズを取り、ハンドルノブのシム調整をします。
続いてボディ内部です。
オイルチューンですね。
ハンドル軸に高粘度オイルが入っています。
洗浄します。
ほぼBOREDのOMEGAで仕上げていきます。
ハンドル軸のベアリングはBOREDのLIGHT DUTYを添付。
レベルワインドパイプのシム調整です。
ウォームシャフト奥に0.2mmが2枚入っていますが、一枚は0.05mmのシムへ変更です。
レベルワインドキャップのシム調整です。
0.3mmと0.2mmが入っていましたが、0.1mmへ変更しました。
ここもBOREDのOMEGAですね。
レベルワインド両端には、BOREDのLIGHT DUTY、
CHIMERAを添付します。
ここもOMEGA。
ドライブギアもOMEGA、粘性を下げる為にALPHAを混合します。
グリスが溢れない程度に添付します。
ドラググリスもOMEGAです。
かなり軽く回るようになりました。
少しシャリ感が若干御座いますが、元々あったノイズだと調整が難しいですね。
ハンドルノブはかなり無音まで行きましたが、スプールベアリングが若干シャーとノイズが御座います。
スプールベアリングには、BALBOAと、
CHIMERAを混合して添付しています。
相当回るんですけどね。
オーバーホール(XG)
続いてXGです。
こちらはオイルチューンではないですね。
グリスは適量ですね。
洗浄します。
シムを減らします。
0.2mmを抜いて、0.1mmを追加。
レベルワインドキャップは調整不要で行けました。
ノーマルギアと同じ内容でチューニングします。
ハンドルノブのシム調整も全く同じですね。
元々プラワッシャーが0.30mm分御座いましたが、0.15mmのステンレスのシムへ
絶妙な所ですね、もう少し入れた方がいいですが、0.01mmとかそのレベルです。こちらのハンドルの方が、若干ベアリングのザラツキを感じます。
リーリングのノイズはほとんど御座いませんが、スプールベアリングのノイズもこちらの個体の方が強いですね。
作業完了しました。
比較的状態が良かったので、交換パーツは最小限となりました。スプールベアリング、ハンドルノブ、シム調整はもう少し精度を上げることが出来ますね。
後編はこちら。
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