17セフィアCI4+C3000SHGのオーバーホール依頼です。
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オーバーホール
ハンドル、スプール、ローターを分解。
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ラインローラーの動きが渋いです。
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洗浄します。
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分解して、分離タイプのラインローラーパーツと交換します。
ハンドルノブもシャーとノイズがあります。
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0.05mmのシムを追加。ベアリングを4点交換します。
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違和感が無くなりました。
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ボディ内部です。
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ケミカルバランスはそこまで悪くないんですが、メインシャフトにグリスが付着しています。
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洗浄します。
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汚れです。
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ベアリングはそのまま使えそうですね。
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シマノ純正グリスを充填します。
ドライブギアをBOREDのALPHAでグリスアップします。
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ウォームシャフトと中間ギアBOREDのOMEGAを添付。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
中間ギアは粘度調整で、LIGHT DUTYを添付。
2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、
低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。
中間ギアのシムが多いので抜いて。
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ドライブギアのシム調整ですが、最終的に0.03mmのシムを抜き、0.01mmのシムを2枚入れました。
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ドライブギアのケミカル変更します。
粘性が高すぎて巻き重り感が出るので、アブガルシアのリールグリスを添付します。
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もう少し、中間ギアの粘度を落とします。
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作業完了しました。
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若干中間ギアの鳴りがありますが、シムがきつく巻き感が重く悪かったので、かなり良くなったと思います。
ありがとうございました。
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