18オシアコンクエストCT 200HGのオーバーホール依頼です。
時折、ハンドル付近からシャラシャラ鳴ります。
オーバーホール
ハンドルがリブレ製の為、ナットの規格が異なります。T-30が適合するそうですが、手持ちで無い為、大き目のトルクスレンチを一式で手配しました。
早速ハンドルを外してOHしていきます。
外れました。
ボディを開ける際は、CTユニット部から先に外していきます。
スプールが取れました。結構汚れていますね。
内部もグリスが変色しています。
全体的に汚れています。
クラッチインナーとかもドロドロです。
ローラークラッチも外した方が良さそうです。
ギア周り。
クラッチ、レベルワンダー周り。
ベアリング。
洗浄が終わりました。
すごい色です。
ベアリングは4点交換します。
ローラークラッチを外します。
洗浄して圧入しました。
ノイズの原因ですが、ストッパー爪のテンションが甘くなっていました。ここを締めて。
レベルワインド棒というパーツ(細い軸です。)がありますが、これがカチカチと音を出しておりました。
いったん仮組して、グリスアップして接触箇所からノイズが出ないようにします。
ハンドル軸のシム調整を行いガタツキを取ります。
ノイズが出なくなったので、ギアを組んでいきます。
ドラグワッシャーをグリスアップ。
ボアードALPHAとDELTAで粘度調整して仕上げます。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ノイズが消えました。
ギア鳴りがありますが、まだまだ使えそうですので、使用とともに馴染んでくれば音も改善すると思います。
ありがとうございました!
オシアコンクエストに、フォールレバーとデジタルカウンターを装備したモデルが登場。
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