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改造依頼 18ステラ 4000 ノーマル→XG化

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18ステラ4000のオーバーホール&ギア比変更依頼です。

ピニオンギアの納期が押して、2か月位かかりましたが先日届きました。

オーバーホール

少しざらつきがあります。ギアとベアリングにダメージがありそうです。

ローター、スプール、ハンドルを洗浄します。

BOREDのNEMEAを添付しています。ラインローラーはフッ素グリスです。

ボディ内部です。

注油の影響だと思いますが、ウォームシャフト周りのグリスが寄っています。

注油しないほうがいいとは一概には言えませんが、メインシャフトへのオイル注油は過度にするとグリスが抜けます。

添付量は1滴程度でよく、なじませたらすべて拭き取ってください。

過度なオイル注油は早期にOHが必要となるケースが多いです。

洗浄します。

汚れです。

ドライブギアはBOREDのDELTAを使用、

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

内部の駆動部はNEMEA&THETAで仕上げています。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

少しハンドル遊びが大きいのでシム調整します。

0.13mmでしたが、0.15mmとします。

ドライブギアですが、

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

少し粘性を持たせるため、SIGMAを混合します。

ちょっと巻き重り感が出ているようなフィーリングです。クリアランスはちょうどいいのですが、詰めすぎるとギア消耗を早めるので、0.01mmのシムを追加します。

合計0.14mmですね。

ピニオンギア上下のベアリングに少し使用感がありましたが、NEMEAを追加して改善が見られました。ただ、ノイズが完全に抜けないためピニオンギア下を高耐食ベアリングに交換。

かなりノイズが取れました。

その他のベアリングの状態は許容範囲だと思います。

作業完了しました。

ありがとうございました。

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