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カスタムレポート 18ステラ 4000MHG オーバーホール(ガタツキ排除の為の調整)

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18ステラのチューニング依頼です。

ガタツキを極力とり、ノイズが起きないようにしたいということで作業開始です。

内部の状態

実はすでにチューニング済みでガタツキをよりなくしたいそうで、実際に内部を確認してケミカルを入れ替えず調整のみで何とかならないか確認してみました。

グリスの量は適量ですが、固めなので巻き感も重く感じます。

メインシャフトにはオイルが流れてグリスが付着。

これも巻き重りの原因になります。

ウォームシャフト下部に0.01mmのシムを2枚追加。

すでに平シムに変更されているのでクリアランスを出来る限り埋めていく方向です。

ドライブギアは詰まりすぎかもと思い、抜いてテストしてみたり。

色々試しましたが、なかなか答えが出ず。

調整しているシムは0.01mmのものは使用されていなかったので、出来る限り厳密に調整すればよくなると思います。

このままでは難しいのでケミカルを入れ替えてみて、別途シムを発注しています。

届き次第作業再開します。

再調整(2021/1/27)

シムが届いたので作業再開します。

とりあえずケミカルを除去します。ベアリングは温存です。

以前は巻き重りがあったので、おそらく固めのグリスを全般に使用していた印象です。使用するケミカルを変えています。

ギアはIOSギアグリスとスミスリールグリスで。

中間ギアは緩めのグリスで。

一度ケミカルを入れ替えたところ、少しクリアランスがあることが確認できます。軽さとノイズは表裏一体なので、詰めすぎないように注意して。

特に縦のガタが無いように組まれていました。トータルで理論上は0.005mmクリアランスを作りました。

ただ、0.005mmってもはやわかりませんよね。

ドライブギアは0.01mmのシムを追加。外シムで入れています。

テンションが掛かりすぎるとノイズになるのですが、少しヒュンヒュンとなっているかな?というレベルでガタツキは無くなったのではないかと思います。

最終的にはローター、スプール等もチェックしましたが、特に不具合や異物の混入はありませんでした。

ラインローラーもチェック。

ラインローラーにIOSオイルを注油します。

回転も問題ありません。

ありがとうございました!!

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