18ステラ4000MHGのオーバーホール依頼です。
3年ほど年10回程度、リバーシーバスで使用されているそうです。違和感はまだ出ていないそうですが、オーバーホール依頼頂きました。
状態はよさそうですね。
オーバーホール(ハイパーチューン)
まずはローター、スプール、ハンドルをばらします。
ラインローラーも異音は無いです。
汚れもそんなにですね。
ハンドルノブのシム調整です。
インナーがありますが、その調整の為にシムが0.25mm?で入っています。
ベアリングがざらざらなので交換します。
インナーなしだと、0.18mmですかね??
プラカラーでクリアランスを取っているのと、左右のガタではなく、径のガタがわずかにございます。
シムは、内側に5*7*0.15mmと4*6*0.03、0.01mmを入れました。
ボディ内部です。
グリスの量も適量ですね。
洗浄します。
汚れあまり感じません。
中間ギアのシム、0.1mm
ウォームシャフト下、0.38mm
ピニオンギア下、0.57mm
ドライブギアはBOREDのDELTAで組みます。
全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。
少しOMEGAを追加。
ウォームシャフト、中間ギアもOMEGAですね。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
結構いい感じで仕上がってきました。もう少しですね。
ドライブギアのシムを減らします。
0.20mmでしたが、0.18mmへ。
ピニオンギアのシムを再調整します。ツラ合わせのシムを抜いて、下部0.48mm、上部0.05mmを入れます。
上部に入れない方がいいですね。
最終的には0.52mmで仕上がりました。
ザラツキを出来るだけ排除しました。
状態の良いステラをハイパフォーマンスチューンすると非常に気持ち良い巻き心地になります。
ありがとうございました。
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