18ステラC3000MHGのオーバーホール、ハイパフォーマンスチューン依頼です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6349.jpg)
ハンドルノブ、ハンドルのガタツキ、またリーリングを止めた時にかなりギアノイズがあります。
オーバーホール
全体的グリスが多いですね。
ドラグノブ。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6350.jpg)
スプール内部のドラグワッシャーが変色しています。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6351.jpg)
グリスの色でしょうか。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6352.jpg)
洗浄します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6354.jpg)
ハンドルノブはザラツキが出ていました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6355.jpg)
ベアリングを純正のSARBに交換してシム調整します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6356.jpg)
0.15mmのシムを追加する形で調整完了。
→少しきつい印象だったので、0.23mmで再調整しました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6357.jpg)
ローターナットにもグリスが付着しています。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6360.jpg)
ローターをばらして洗浄します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6361.jpg)
洗浄して組みます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6362.jpg)
続いてボディ内部です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6363.jpg)
少しグリスが緩くなっています。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6364.jpg)
バラシて、
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6365.jpg)
洗浄しました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6367.jpg)
写真には取っていないのですが、ローラークラッチインナーが逆に付いていました。
おそらくベアリングは大丈夫だと思います。問題はギアですね。在庫が無いので、まず順番にシム調整を行っていきます。
ウォームシャフト下のシム調整。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6366.jpg)
0.30mm。
ドライブギアの外シムは0.01mm追加します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6368.jpg)
中間ギアも平シムへ変更です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6370.jpg)
0.08mm。
BOREDのALPHAでグリスアップします。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6371.jpg)
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ボディ内部はBOREDのOMEGAで。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6372.jpg)
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
クリアランス調整はほぼ終わりましたが、やはりギアを交換しないとザラツキが消えないですね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_6374.jpg)
ギアが届き次第作業再開いたします。
コメント