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19炎月CT 151HG オーバーホール ハンドルノブのベアリングの崩壊とリテーナーの折れたねじの除去

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19炎月CTのオーバーホールです。昨日公開したストラディックと同じ状態でハンドルノブのベアリングが崩壊しているようです。

リテーナーのネジ折れ

ハンドルノブが崩壊しているのは、ベアリング除去して交換すればいいのですが、問題はこちらです。

ここのねじが固着して取れません。

頭が取れてしまいました。リテーナーサイズとねじ穴のサイズが合っていないのと、ジュラルミンのボルトなので容易に折れてしまう。

ジュラルミンなので、除去もそこまで難しくないのですが、ルーターで穴をあけて物理的に削り取っていきます。

30分くらいかかりましたが、ネジは除去できました。

合わせると少し外側に穴が寄っています。

穴を少し広げてボルトが入る大きさに、センターも合わせます。

ステンレスの低頭ネジを取り付けます。

ハンドルノブのベアリング交換

根本のベアリングが崩壊していますね。

ばらして洗浄します。

さびですね。

汎用ベアリングに交換します。

シム調整ですが、0.05mmのシムを追加します。

BOREDのBSLUとNEMEAを混合して仕上げましたので、錆にくくなると思います。

ボディ内部のオーバーホール

21炎月もそうでしたが、汚れがかなり蓄積しています。

ローラークラッチやベアリングにも。

ドライブギア周りも汚れが浮いていますね。

サイドカバーの固定ボルトも少し固着がありました。

ドライブギア軸のベアリングにもさびが少し出ています。

X-SHIPベアリングはサビサビです。

ALL洗浄とフレームコートと組み上げ

すべてばらして洗浄します。

ベアリングはすべて交換となりました。

ドラグワッシャーの粉がこちらは少ないようで黒さがないですが、それでも汚れはかなりありますね。

21炎月と同じくらい汚れていましたが、洗浄後に水性ガラスコーティング剤できれいに拭きあげたので、この通りです。

カウンター裏側によく汚れがたまります。

同じくリールフットも汚れがち。

この処理で多少は汚れにくくなるかなと。

組んでいきます。

中間ギアはBOREDのOMEGAを添付。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

ボディのケミカルは前回とほとんど同じ構成です。

ドライブギアのグリスアップ写真を撮り忘れましたが、無事作業完了しました。

コーティング剤で磨いたのでピカピカになっていると思います。

ありがとうございました。

カウンター付きの軽量タイラバリールとして広く親しまれてきた炎月CTが、フォールレバーを搭載して新登場。

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