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20スティーズ AIR TW500XXH 水没によるオーバーホール(後編)

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20スティーズAIRの修理依頼です。

ギアが原因と判断してギアを手配しました。

ギア交換

ローラークラッチも洗浄します。

ギアを入れ替えましたが、カラカラはなくならないですね。クラッチプレ-トの干渉もありますが、交換しても変わらない。

徹底的にやるため、スティーズAIRを新品を手配しました。

不具合箇所の特定

不具合箇所を特定していきます。

まずはレベルワインドの固定Oリングですが、サイズが異なります。

こちら予備があったので、交換します。

多少ぐらつきが緩和しました。

ただ、異音の原因はここではなく、ドライブギアとピニオンギアの接続による違和感でして。

ウォームギア、ウォームシャフトギアを交換しましたが。

こちらもやはり関係ないです。

純正のドラグでテストしますがこれも関係ない。

フレーム自体も交換します。

少し良化しますが、大きくは変わりませんね。

グリスの添付量を調整すると良化します。

やはりグリス乗りが悪いことで、クラッチプレートへの干渉でシュルシュル感が出ています。なお、XXHですが、今回手配したのはHGなので、こちらのギアを入れるとピニオンギアの形状からクラッチプレートには干渉しないので、グリスの添付量もそこまでシビアになりません。

逆に手配したスティーズをXXHのギアを入れてみましたが。

こちらもシュルシュルとなります。

フレームバランスが悪いのはどちらも同じようです。

フレームを戻して、組みなおしますが、BOREDのALPHAでグリスアップすると、どうしてもクラッチプレートへのグリスの付着をしてしまいますが。

純正グリスを丁寧に添付して、余分なグリスをふき取って仕上げると。

SLPのアフターサービスで使用しているDAIWA純正ベイトリールドライブギア専用グリス。消音性・耐水性に優れ、最適な粘度でベイトリールのギアに潤滑性を与えるグリスです。DAIWAベイトリール全般のドライブギア潤滑剤としてご使用ください。

ノイズは出づらくなりました。

フレームを手配すれば、ご提案しましたが、手配したフレームも精度が甘いと違和感が出てしまう可能性があります。

現状でもかなり緩和したので、一度使用してみていただけると幸いです。

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