20スティーズAIRの修理依頼です。
ギアが原因と判断してギアを手配しました。
ギア交換
ローラークラッチも洗浄します。
ギアを入れ替えましたが、カラカラはなくならないですね。クラッチプレ-トの干渉もありますが、交換しても変わらない。
徹底的にやるため、スティーズAIRを新品を手配しました。
不具合箇所の特定
不具合箇所を特定していきます。
まずはレベルワインドの固定Oリングですが、サイズが異なります。
こちら予備があったので、交換します。
多少ぐらつきが緩和しました。
ただ、異音の原因はここではなく、ドライブギアとピニオンギアの接続による違和感でして。
ウォームギア、ウォームシャフトギアを交換しましたが。
こちらもやはり関係ないです。
純正のドラグでテストしますがこれも関係ない。
フレーム自体も交換します。
少し良化しますが、大きくは変わりませんね。
グリスの添付量を調整すると良化します。
やはりグリス乗りが悪いことで、クラッチプレートへの干渉でシュルシュル感が出ています。なお、XXHですが、今回手配したのはHGなので、こちらのギアを入れるとピニオンギアの形状からクラッチプレートには干渉しないので、グリスの添付量もそこまでシビアになりません。
逆に手配したスティーズをXXHのギアを入れてみましたが。
こちらもシュルシュルとなります。
フレームバランスが悪いのはどちらも同じようです。
フレームを戻して、組みなおしますが、BOREDのALPHAでグリスアップすると、どうしてもクラッチプレートへのグリスの付着をしてしまいますが。
純正グリスを丁寧に添付して、余分なグリスをふき取って仕上げると。
ノイズは出づらくなりました。
フレームを手配すれば、ご提案しましたが、手配したフレームも精度が甘いと違和感が出てしまう可能性があります。
現状でもかなり緩和したので、一度使用してみていただけると幸いです。
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