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20ステラSW 4000XG IOSケミカルチューンでシャリ感解消!!

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20ステラSW 4000XGのオーバーホール、チューニング依頼です。

できる限りよくしてほしいという依頼となります。

ハンドル、スプール、ラインローラー周りの調整

ばらして。

洗浄しました。

ハンドルノブですが、少しシムが変形していたので、減らしてみました。

0.15mm→0.13mmで確認しましたが、調整不要ですね。IOS02を添付。

ドラググリスはでかくまを添付。

戦略的なドラググリス「しろくま」を、さらに粘りを保たせてバワフルに。

ラインローラーは洗浄してオイルチューンに仕上げてみます。

やはりシュルシュルが出ています。

DLCラインローラーを流用し、1BB化します。

ブッシュとラインローラーがかなりきついですが、ベアリングのみ交換が可能になります。ベアリングは高耐食ベアリングを入れます。

3点完了です。

ボディ内部の分解と状態チェック

ばらしていきます。

注油のためかローラークラッチ周りに汚れがあります。

ばらして洗浄ですね。

シールには撥水グリスが添付されていますが、ここも汚れが。

ボディ内部を開きます。

ドライブギアとオシレート周りの状態は、ちょっと緩い感じもありますが、グリスが残っているので問題なさそうです。

ばらしていきます。

ドライブギア左右のベアリングに汚れが付着していますね。

洗浄を終えました。

洗浄液の汚れです。

ベアリングをチェックしましたが、ドライブギア左右はノイズが出ており、ピニオンギア上下も若干振れがあります。

いったんドライブギア左右を高耐食ベアリングに交換します。

なお、BOREDのBSLRを防錆目的でベアリングとパッキンの間に添付しておきます。

ボディ内部のウォームシャフト上下とピニオンギア上下のベアリングにはIOS02を使用。

ドライブギアにはIOSギアグリスを使用。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。

中間ギアとウォームシャフトはスミスリールグリスを使用します。

メインシャフト摺動部はIOS01を添付します。

いったん完全に仕上げてみました。

ただ、ピニオンギア上下のベアリングのノイズが少しあるようなので、ベアリング交換で再調整します。

ギアノイズがありますが、シムが若干きついようです。このリールはシムがきつめですよね。0.15mmですが、0.13mmへ。

作業完了しました。

巻きフィーリングが良化しました。

またシャリ感が解消しましたが、少しごろっとした感じが残ります。SW機なのでこの状態が正常といえばそうですが、ギアを交換したらもう少しよくなるかもしれないですね。

ギア交換(12/25追記)

新品のギアが届きました。

交換します。見た目はほとんど変わりません。

IOSギアグリスを添付します。

SW機の考え方なんですけど、SW機はかけてからが重要だという思想で設計されていると思いますが、その影響からかドライブギアのクリアランスがきつくなってしまっているように思います。

多少ゴロゴロ、コロコロしても気にしないという調整が多く感じます。またはギアはなじむまでは多少ノイズがあるとか・・・。

もちろん、この調整は人によっては違和感を感じる方もいるかもしれません。クリアランスがきついほうが良いという方もいらっしゃるので。

今回はニュートラルの状態で巻いたときにスムーズに回転することを主軸に調整した結果、今回はシムをさらに0.01mm分抜き、0.03mm分マイナスしました。

最後に水性のガラスコーティングできれいに磨き上げました。

ギアノイズはほとんど感じないくらいのフィーリングになりました。元のギアもそこそこ良いのですが、厳密にシムのクリアランスを突き詰めていくとノイズはある程度減らすことができますね。

この度はご依頼いただき誠にありがとうございました。

ライトショアジギング・プラッギングの最高峰!

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