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オーバーホール依頼 20ヴァンフォード C2000S 巻きが重くなる

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20ヴァンフォードC2000Sのオーバーホール依頼です。

巻きが重くなるポイントがあるとのことです。

重くなる原因

原因はこちらです。

スプール受けベアリングに交換されていますが、サイズが合っていないんですね。

その為、摺動運動の際に引っかかっている訳です。

5*8*2.5サイズが入っていますが、実は4*8*3のサイズがぴったりです。

ただし、内径4mmでsも僅かに隙間があるのでこれが気になる人はローラーカラーや18ステラのカラー付きのベアリングに交換が必要です。

オーバーホール

ではオーバーホールをしていきます。

スプール、ハンドルは特に問題ありません。

ローター部も大丈夫ですが、グリスが枯れてしまっています。

ラインローラーもカスタムされていますね。

シム調整してスムーズにベールが返るようにします。

ローラークラッチの抑え板の向きが逆についていました。

(逆でも問題ないと思います。)

ボディ内部ですが、グリスがほとんどないんですね。

その影響か、中間ギアにノイズがあります。

洗浄します。

ベアリングをオイルチューンで仕上げます。

ベアリングが交換不要でした。

シム類がちょっと多いですね。

ベアリング抑え板とベアリングの間にシムがありましたが、ここは基本的には入れても影響がないですね。

ウォームシャフト上下もベアリングカスタムされています。

なお、このベアリング(ウォームシャフト下)は交換します。

ドライブギアをボアードALPHAでグリスアップします。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

ピニオンギアは平シムに交換されていますが、ウェーブワッシャーに戻してテスト。

ノイズが取り切れません。

シムは0.03mmの内シム、外シムを抜いてジャストです。

ギアノイズとしては少し違和感がありますが、恐らくギアがダメなんじゃないないかと仮定して19ヴァンキッシュのドライブギア、ピニオンギアがあったのでテストしてみます。

ベアリング抑え板があると入らないので取ります。

無事快適なフィーリングになりました。

純正のギアを入れる場合は手配します。

また多少もっちりと重くても良ければベアリングはグリスの方が良かったかもしれません。

マグナムライトローターと軽量ボディにより、巻き出しの軽さと優れた操作性を実現。

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