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オーバーホール依頼 20ルビアスFC LT2000S マグシールドレスチューン

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23タトゥーラに引き続き20ルビアスFC LT2000Sのオーバーホールです。購入から3年ほどたった個体とのことです。

オーバーホール

分解しますが、あまり使用感がありません。

洗浄前はドラグワッシャーは青っぽくなっていました。

洗浄してBOREDのOMEGAを添付。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

初めて見た色だったので、社外製のドラググリスかもしれません。

ラインローラーを分解。

ロック剤が固いので、外せる状態になりました。

洗浄してBOREDのLIGHT DUTYを添付します。

2015年10月のマイナーチェンジにより配合している添加剤を見直し、当社KRAKENやGOLYATよりも極圧性と減摩性を向上させ、 低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。

こちらの個体もハンドルノブのベアリングがざらざらです。

シムを追加します。

0.05mmのシムを追加。

マグシールドレス化します。

ボディ内部です。

グリスはしっかり残っていますが、少し固まっているのと、一部オイルで流れている状態ですね。

こちらもオシレーティングギアのグリスが少ないようです。

メインシャフト周りのグリスが多いです。

洗浄します。

マグシールドレス化の際にマグオイルを除去したのでその色がついています。

ドライブギアはBOREDのOMEGAを中心に、

ALPHAを添付します。(写真のグリスは若干多すぎました。)

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

オシレーティングギアはOMEGAですね。

ベアリングはオイルチューンです。LIGHT DUTYを中心に、ドライブギア左右はNEMEAを少し入れてます。

何度か組みましたが、ケミカルバランスがいまいち。そのため、ピニオンギアのグリスはあまり残らないように、分解してから少しふき取っています。

ワンウェイクラッチのオイルが難しいですね。

BOREDのCHIMERAで組んでもシュルシュルとノイズがあるので、NEMEAで組むと若干ノイズが軽くなるものの、巻き感はわずかに重くなりますね。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

この個体はワンウェイクラッチのノイズが出ていますが、ワンウェイそのものの不良ではなさそうです。

元々少しメインシャフトとワンウェイのバランスがずれていたのかもしれません。

ウェーブワッシャーのテンションもちょうどよく、比較的ライトでスムーズに組めたのですが、若干のざらつきがあります。

NEMEAだと粘性が高いのですが、ワンウェイクラッチの異音が解消しました。

ありがとうございました。

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