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【リールメンテナンス】ダイワリールガードグリス&オイルの使い方

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以前シマノさんのスプレーグリス、オイルの使い方をご紹介しました。

今回はダイワさんの純正スプレーオイル、グリスの使い方とフィーリングの違いをご紹介します。

ダイワリールガードグリス&オイルの特徴

メーカーの製品特徴は以下です。

  • EXISTなど、ダイワリールの上位機種に使用されている
  • オイルはボールベアリング、回転部分専用
  • グリスはリールのほとんどの注油箇所に使用可能
  • 極細注入ノズル
  • 内容量:オイル/グリス各100ml

このように記載がありますが、使用方法について以下にまとめました。

ダイワリールガードグリス&オイルの使用方法

以前ご紹介した通り、容器にスプレーして放置します。

リール本体内部に直接スプレーするとケミカルが混ざってしまって、例えばドライブギアなどのグリスの粘度が極端に下がってしまったり、全体のバランスがぐちゃぐちゃになってしまいます。

オイル、グリスとも同じですね。

例えば、ラインローラーやハンドルノブにオイルやグリスをスプレーするだけなら用途としては正しいです。

具体的にはソルト使用の場合はグリス、フレッシュウォーターの場合はオイル。

また、おかっぱりのライトゲームの場合はオイル、オフショアやショアジキングの場合はグリス等、釣りの強度に応じてメンテナンスすると良いです。

ただし、マグシールド搭載のラインローラーや、シマノのXプロテクト搭載のラインローラーにオイル、グリスの注油は避けるべきなので注意が必要です。

またメインシャフトやドライブギア左右へのスプレー噴射は避けたほうが良いです。ボディ内部へ侵入し、ボディバランスが狂います。

スプレーを容器に吹いた状態から使用できる状態まで

ではスプレーを実際に容器に吹き付けて使う段階を見ていきます。

スプレーを吹き付けてすぐの状態です。

グリスが左側、オイルが右側です。オイルは甘い香りがします。

気泡があります。

オイルはそこまで気泡が見られません。

1週間ほど置きました。

有機溶剤が抜けて密度が上がり、グリスは半透明で固まっています。

オイルは粘度がUPしました。

この状態になってから、ボディやベアリングに使用いただくと良いですね。

ダイワリールガードグリス・オイルの特徴まとめ

グリスはメンテナンスオイルとフィーリングが近いものの、よりこざっぱりした感じです。

耐久性に優れたリール可動部専用グリス。SLP WORKS技術スタッフ陣が実際に使用しているグリス。

シマノさんのスプレーグリスとも使用感、フィーリングは近いと思います。

なお、オシレート周りや、ベールや各摺動部への使用がベターですね。ベアリング内部にも使えると思います。ただしドライブギアへの使用は、グリス粘度が低いので控えたほうがよさそうです。

オイルは若干粘度が高いので、スピニングリールのローラークラッチへの使用は控えたほうが良いかもです。状態によっては逆回転する可能性あります。

フィーリングでいうとリールオイル2より若干粘度が高いです。

シマノさんのスプレーグリスとは完全に対局の特徴なので、使い分けに良いと思います。

EXISTなど、ダイワリールの上位機種に使用されている純正オイル

【おまけ】注油で寿命が短くなる?

よく注油方法についてご質問いただきますが、メインシャフトやドライブギア左右へ低粘度オイルを注す場合も、オイルがグリスを流すので注油頻度自体を控えるほうが良いです。

また注した後できる限り拭き取る等対処を行いましょう。

リール本体内部は基本的にグリスで仕上げている箇所ばかりで、オイルを使用している箇所は少なく、グリスをオイルが溶かしてしまいます。

ボディ内部のベアリングも通常はグリス仕上げなので、

ドライブギア左右のベアリングにオイルを注油すると、ベアリング内部のグリスをボディ内部に押しやり、ボディ内部でグリスとオイルが混じってしまいます。

ベアリング自体もオイルが入った状態での使用は寿命が短くなります。オイルチューンのベアリングは巻きが軽くなりますが、その分寿命が短くなり、メンテナンス・OH頻度が高くなるので注意が必要です。

参考になれば幸いです。

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