セルテート3000ハイパーカスタムのオーバーホールです。逆回転時に引っ掛かりがあります。強烈な軋み感があります。
オーバーホール
上半分は前の2台とそれほど変わらない状態ですね。
ドラグ板、ドラグワッシャーは交換したほうがいいですね。
ベアリングはハンドルノブ、ラインローラー、ローターナットの4点交換します。
BOREDのBSLRを添付。
シムを追加、0.15mm分入れます。
ラインローラーも同じチューニングです。
ボディを開ける前に。ワンウェイクラッチが。
さびてますね。逆回転時の違和感はここですね。
あとボディのフレームに腐食あり。
開けます。
内部の使用感は他2台と同じか、それ以上かもしれません。
グリスが多いです。
ピニオンギアが固着してなかなか抜けない。
なんとか取れました。
洗浄します。
汚れがすごい。
オシレーティングギアの歯が欠けています。
代替品を手配します。
パーツ取りにリールを探します。個体数がそれなりにあるので見つかると思いますが、コスト感が合うかどうかですね。
あとはフレームの腐食が気になりますね。
ネジはしっかりかかりますが、浸食がすすむとネジが止まらなくなる可能性もあります。
ベアリングは4点交換します。
ドライブギア左右ですが、1点HRCB、一点を汎用ステンレスで。
高耐食ベアリングの在庫がなく、仕入先でもすぐに調達できないので、錆が出やすいハンドル側にHRCBを入れます。
錆を研磨してとります。
なくなりました。
グリスアップします。
いったんオシレーティングギアは元のものを使用して組みます。ワンウェイクラッチは取り付けずに仕上げました。
あまりギアの欠けが気にならないですが、スプールを押させると少しカタっと音がします。ギアが滑っているんですよね。
リールが手配でき次第作業再開します。
パーツ交換
パーツ取りのリールを手配しました。
交換パーツです。
ドラグワッシャーはトーナメントグリス3を使用しました。
オシレーティングギアですが、かなり状態の良いものが入手できました。
組みます。
ワンウェイクラッチを交換します。
作業完了しました。
ありがとうございました。
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