前回に引き続き12ヴァンキッシュのオーバーホールです。
オーバーホール
C2500HGSより使用感が強いですが、2500HGSの方が全体的なバランスが良いみたいですね。
ローター、スプール、ハンドル、ドラグノブをばらして洗浄します。
ドラググリスもしっかり添付して。
ラインローラーベアリングはざらざらなので、交換します。
ブッシュも若干緩んでいますね。
いったんこのまま組みます。
続いてボディを開けていきます。
ローラークラッチを洗浄すると少しすすがでていますね。
ドライブギア。
ボディ内部。
状態は同じレベルですが、ドライブギアに摩耗が確認できました。
全分解にて洗浄します。
汚れはこちらの個体の方があります。
ウォームシャフトピンカラーを19ヴァンキッシュのものと交換します。
グリスアップします。
BOREDのALPHAを添付します。
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
ウォームシャフトにはBOREDのOMEGAを添付します。
全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。
ベアリングにはシマノDG06のグリスを入れて、ピニオン上部はオイルチューンで組みます。
ローラークラッチを組んでからローターを乗せます。
いったん作業を終えます。
こちらの個体は組付けが良く、ギア2点交換で良くなると思います。
ウォームシャフトピンのノイズがあるのでウォームシャフトとピンを交換する必要がありそうですね。
ギアが届き次第作業致します。
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