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オーバーホール依頼 18ステラ 1000SSSPG オーバーホール

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18ステラ1000SSSPGのオーバーホール依頼です。

中古購入後、10回程度使用と言うことです。すかすかな巻き心地、がたつき、ギアノイズがあるので、出来るだけノイズを少なく、しっとりとした巻き心地にと言うことでご依頼頂きました。

ノイズはありますが、この番手特有のザラツキがございます。なぜか1000PGだけこのザラツキが多いように思います。

通常ギア比が低いとノイズだ出づらいと思うんですが、何かしらの問題があるのもしれません。

オーバーホール

ドラググリスが劣化していますね。

洗浄します。

ハンドルノブのベアリングは少しザラツキがありましたが、IOS02を添付したところ違和感が消えました。

ラインローラーはIOSのインパクトに変更されていますね。

対象リール・・・07/10/14/18ステラ及び、19バンキッシュ等のシマノ製リール1000番台〜4000番台。コアプロテクト有無全てのリール。

特にシム調整等不要ですね。

IOS02を中心に、IOS01も使って粘度調整してオイルチューン仕上げます。

ボディ内部です。

グリスが流れていますね。

ウォームシャフトと中間ギア。

ボディ下を見てわかりますが、

恐らくメインシャフトへのオイル注油で流れたものです。

このグリスはギアに付着していたものだけではなく。

ベアリング内部のグリスもボディ内部に流れているような形ですね。

またガタツキの原因はウェーブワッシャのヘタリです。

すべて洗浄します。

汚れです。

ドライブギアのベアリングは交換します。

ノイズもそうですが、ベアリングを回転させたときに若干の振れがあり、消耗していると思います。

ウェーブワッシャーのテンション調整します。

一度組んでみます。

アブのリールグリスを添付します。

長期間の潤滑と防錆に。ギアなどに塗ると長期間潤滑をする事が可能。

ウォームシャフトはBOREDのTHETAを添付します。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

中間ギアはIOS-02で調整。

IOS-02PRO は中高粘度(オイルの中ではかなり粘度の高い方です)。IOSオイル最高レベルの極圧性と防水力を誇り、豪雨の中の釣りや炎天下のトーナメント競技や雷魚釣りなど、特に耐久性を求められるヘビーユースの釣りに最適です。

ローラークラッチはIOS-01。

組みます。

ザラツキが消えないですね。

ギア交換してテスト。

逆にノイズが強く出ました。

シムを減らします。

0.20mmですが、0.18mmに。

ギアを元に戻し、ボディ内部のベアリングをすべて交換してテストです。

そこまで関係ないですね。

ローターナットベアリングのベアリングを交換します。

22ステラのローターナットブッシュ。ベアリングはボディ内部ピニオン下のベアリングをこちらに移植します。

ドライブギアのシムを追加します。

0.19mmです。元々より0.01mm減らした状態です。

ベアリングはドライブギアハンドル側とピニオンギア下、ウォームシャフト下のベアリングを交換しました。

すべてIOSのオイルチューンで仕上げました。

巻き感が良化しましたが若干ザラツキが残ります。

ガタツキは改善していますがザラツキは取り切れないですね。ザラツキが出てしまうのでドライブギアのシムはギリギリに設定しています。

これ以上入れるとザラツキと抵抗が出てしまいます。

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