スティーズA-TWに引き続き、T3 SV 8.1L-TWのオーバーホールです。
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チャカ付きとシャリ感が御座います。
オーバーホール
ハンドル、スプール、サイドプレートとキャスコン回りを洗浄。
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スプールにゆがみが御座いますが、フレーム干渉が無いので、使用では問題なさそうです。
ハンドルノブベアリングが錆とザラツキが出ていますね。
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交換します。
シムを追加です。
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0.05mm分追加です。
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スプールベアリングは問題なしですね。
ボディ内部です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2137.jpg)
グリスはいい具合に残っていますが、変色していますね。
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洗浄します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2143.jpg)
洗浄しました。
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ボディ内部のベアリングですが、2点交換します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2145.jpg)
ハンドル軸部がざらざらですね。ウォームシャフトベアリングもそこそこノイズが出ています。
BOREDのALPHAでグリスアップします。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2146.jpg)
全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。
やはりシャリ感の原因はギアですね。ただ、元々ギア感があるリールだと思います。
あと組む際の注意点としては、このピンですね。
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クラッチレバーのガイドになっており、フレームの穴に入れます。
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かなり特殊な形状ですね。
一度組みましたが、グリスが緩かったので、SIGMAを追加しました。
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DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加
やはりシャリ感が取れずですね。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2154.jpg)
シャカシャカとしたフィーリングも多少良くなったかなという程度で、大きく変わらないですね。
スプールのゆがみが多少関係しているかもしれません。
ありがとうございました。
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