01カルカッタコンクエスト100の修理依頼です。
クラッチが戻らないということで修理依頼です。
クラッチツメ折れ
クラッチツメバネが折れていました。
パーツの手配が出来ないので、手元にあるのパーツから加工して組み込みます。
クラッチツメ修正
左が折れたバネ。角度と形状を確認するために一時的に接着剤で固定しています。
左が18バスライズ等に使われているバネ(104CP)です。
巻いている輪を狭めてやって開き角度を調整。
線径が太くなるので、強度は高くなるかもしれません。ただ少々固い印象になりました。
それではOHしてきます。
オーバーホール
土のような汚れが多いですが、全体的にメンテナンスが行き届いているようで、固着等は御座いません。
ベアリング交換。
はめ込みなおします。
ローラークラッチはNEMEAを添付です。
既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。
ハンドルノブですが、軸が黒く??
なおこのハンドルノブネジは逆ネジですね。ベアリングはタンブルウィードを添付。
スプールベアリングはLIGHT DUTYをメインに、
低粘度ながらも耐久性を併せ持つ性能となっています。
粘度調節でBALBOAを少々追加しています。
フィッシングリール、スケートボード、サイクルパーツなど、ミニチュアベアリング部及びメタルパーツ全般での使用をお勧めします。
ここまでの汚れです。
ボディをバラシて洗浄です。
フレーム汚れもバッチリ綺麗に。
完全に汚れが取れました。
ボディ内部ですが、ハンドル軸とレベルワインドのベアリングを交換します。
ボディの汚れ。
組みます。
ウォームシャフトとギア周りはOMEGA。
ドライブギアはシマノ純正DG04を添付します。
クラッチレバーが戻ることを確認しました。
無事復活しました。
ありがとうございました。