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チューニング依頼 18ステラ C3000MHG ハイパーチューン(前編)

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18ステラC3000MHGの2台目、同番手のハイパフォーマンスチューンです。

巻き重りと引っ掛かりが御座います。すでに平シムへ置換済みだそうです。

ハイパフォーマンスチューン

ボディ内部です。

グリスの粘性が少し高く、ギア感のクリアランスを埋めて重くなっているのと。

ドライブギアのシムがキツイです。

内シムが0.01mm、0.05mm(追加した分だと思います。)外シムが0.15mmと0.03mm。

ばらしていきます。

ウォームシャフト下は0.32mmですね。

中間ギア周りのオイル?グリスがもたつきます。

シムは0.12mmです。

ピニオンギア下は0.42mmですね。

なお、ローターナットブッシュが22ステラ仕様になっております。

このブッシュですが、若干精度が甘いんですよね。甘いっていうのは、内径がわずかに大きいんです。これが良い作用する個体もあるんですが、いまいちな個体も有ります。

写真に写るか微妙ですが、ギアが消耗、摩耗しています。ギア面が均等に摩耗している訳ではなく、片摩耗気味です。

しかし、巻き感は滑らかなんですよね。ここまで摩耗していてザラツキが出ていない18ステラの個体は初めてです。

巻きの釣りで徹底的に使用されていたんでしょうか。

洗浄します。

恐らくチューニングして間もないんでしょうね。汚れは全くありません。

なお、ベアリングは新品だと思います。

グリスアップします。

BOREDのDELTAにプラスSIGMA。

DELTAをベースにハーフランク粘度を上げた最も高粘度なグリス。METHODウレア系グリス中で最も高い粘着性と減摩性。他のMETHODウレア系グリスとの混合で粘着性を付加

中間ギア、ウォームシャフトはBOREDのTHETAを添付。

なお、何度かテストしましたが、ピニオンギア下は0.42mmですね。縦軸ではなく、僅かに左右前後のガタツキがあります。ボディ側の精度の問題だと思います。

ベアリングの可能性もありますが、まあボディの径が若干大きいのか、ピニオンギアの径が小さいか、そのあたりです。

ドライブギアのシムですが、内シムを入れずに一度組んで確認しました。

0.025mmの外シムをいれて、ウォームシャフト下を0.01mm分抜き、中間ギアも0.02mm分抜きました。

ある程度しっかり組めているんですが、ドライブギアの遊びを素直に調整した結果、巻き重りが出ている状態です。

現状だと若干ガタツキがあり、滑らかなんですが、ギアが引っ掛かるようなギアノイズがわずかにありますね。うまく消耗しているギアなので、ある程度使えますが。。

やはりギア交換しないと気になると思いますね。

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