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改造依頼 21ツインパワーSW 6000HG ローターナットベアリング、ウォームシャフトベアリング追加カスタム

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21ツインパワーSW 6000HGの改造&オーバーホール依頼です。

実釣3時間の中古個体で、若干巻き感にコリコリとしたフィーリングがあるということでご依頼です。

20ステラSWのパーツを流用したカスタムを行います。

オーバーホール

確かに巻き感が若干ザラツキがあります。

全体をチェックしていきます。

スプールをばらしてチェック。

問題ないですね。

ラインローラーの動きが悪いということですが内部チェック。

ここも問題がないですね。

スプールやハンドルは洗浄を行います。ラインローラーはフッ素グリス添付されているのでそのままです。

なお、軸に防錆オイルを僅かに添付して若干軽くなるようにしました。

軸だけに付けるのがポイントですね。つけすぎるとフッ素グリスの個体分離して流れてしまいます。

ドラグワッシャーをグリスアップします。

ハンドルノブのシム調整を行います。

0.15mmで若干きつくて減らした方がよさそうですが、0.01~2mm程減らすだけなので、交換せずに研磨しました。

ここまでは特に問題なさそうです。

ボディ内部です。

ピンぼけしていますが、ベアリングにオイル?水でしょうか。

ローラークラッチも若干オイルか水がありました。

グリスもちょっと流れていますね。

洗浄します。

ドライブギアのハンドルと逆側のベアリングですが、オイルを注したのか、若干ザラツキが出ていました。洗浄してグリスアップした所、問題ない状態になりました。

ドラグワッシャーの色なので、汚れはほとんどないですね。

BB化のポイントですが、ウォームシャフト下にステラのパーツと高耐食ベアリングを追加。

Oリングは移植します。ウェーブワッシャーはキャンセルです。

ピニオンギアを交換します。

ステラのピニオンギアは軸の部分が少し短いです。歯の部分は同じなので、そのまま移植出来ます。

ドライブギアにはBOREDのDELTAを添付します。

全天候高粘度セミシンセティックグリスとして、ALPHAよりもワンランク、THETAよりもツーランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は2号となり、汎用では高粘度なグリスとなります。

ウォームシャフトはOMEGAとALPHAを混合して調整します。

全天候超低粘度セミシンセティックグリス。THETAよりもハーフランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号-とした超低粘度なグリスとなります。

全天候中粘度セミシンセティックグリス。全天候中粘度セミシンセティックグリスとして、DELTAよりもワンランク粘度をダウン、THETAよりもワンランク粘度をアップさせ、グリスの粘度を示すちょう度は1号となり、汎用では中粘度のグリスとなります。

ここで問題発生です。

ローターナットとブッシュのパーツを誤発注しておりました。

ローターナット交換(12/1追記)

お待たせして、申し訳御座いません。

パーツが届きました。

20ステラSWのローターナットとブッシュに交換。ベアリングは高耐食のものを入れます。

メインシャフトにはIOS01を添付しました。

お時間がかかり申し訳ございませんでした。

作業完了しました。巻き心地、仕上がりも問題ないと思います。

ありがとうございました。

強さがなければ始まらない!ツインパワーSWが貫く妥協なきタフネス。

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