最近、シマノのスプールの互換性について、いろいろチェックしてみたところ、16エアノスで衝撃的な事実がわかりました。
これなんだと思います??
13ナスキーC3000に16エアノス2000のスプールをつけてみました。
これ普通に使えるからびっくりです。
もくじ
16エアノスのスプールを13ナスキーへ
シマノのスプール互換表には記載がないんですが、16エアノスと15セドナとは、ドラグノブを交換しなくても互換性があるようです。
今回発見した16エアノスのスプールを13ナスキー本体につける場合、ドラグノブとスプールを一緒に交換する必要がありますが、つまり・・・。
ドラグノブごとポン付けできるという・・・。
14サハラはドラグノブごとであれば、16エアノスと互換性がある記載となっています。
試していないのでわかりませんが、今年リニューアルした17サハラは、14サハラとは互換性がある記載ではないですが、恐らく14サハラのスプールは付くということでしょうね。
ラインナップの変化
もし、互換表になくてもある程度、流用できるとなると、どの機種と上位交換があるか見極めたい所です。
スプールサイズが異なる14サハラ系統と、16ナスキー系統との親和性があるのは意外でした。
ただ、オフィシャルに開示されているわけではないので、メーカー非推奨の状態だと思われます。
16エアノスのスプールを13ナスキーへ
安いスプールが良い!という方は、16エアノスのスプールを流用すれば、13ナスキーに搭載するスペアスプールを量産できます。
ただし、ドラグの調整の繊細さが求められるライトゲームには不向きです。
また、16エアノスのドラグノブは400円と激安ですが、値段と相応の使用感です。
13ナスキーの純正スペアスプールは買いか?
13ナスキーのスプールは大好きです。
使っていても使いやすいし、ドラグの効きも綺麗にハマるし、大きい魚も十分に戦える優れものです。しかし、13ナスキーのスペアスプール購入するには、少々検討した方がいい理由があります。
(16エアノスに13ナスキーのスプールを付けた画像です。)
2500モデルのスペアスプールの価格(パーツ価格表より)
具体的には2500モデルで比較します。
13ナスキーのスペアスプールの価格
- 2500(2,400円)
- 2500S(2,400円)
16ナスキーのスペアスプールの価格
- 2500(2,400円)
- 2500HGS(2,400円)
同じ値段なんですよね。大事なのはここからです。
17サハラのスペアスプールの価格
- 2500(2,400円)
- 2500HGS(2,400円)
17セドナのスペアスプールの価格
- 2500(2,400円)
- 2500HG(2,400円)
- 2500S(2,400円)
全部一緒でなんですよ。2,400円です。
恐らく、16ナスキー、17サハラ、17セドナもスプールの基本構造、仕様はほぼ一緒です。
2500モデルのドラグノブの価格(パーツ価格表より)
13ナスキー 800円
16ナスキー 1,500円
17セドナ 1,000円
17サハラ 1,200円
2500モデルのスプールとセットの価格
13ナスキー 800円 + 2,400円 = 3,200円
16ナスキー 1,500円 + 2,400円 = 3,900円
17セドナ 1,000円 + 2,400円 = 3,400円
17サハラ 1,200円 + 2,400円 = 3,600円
17セドナの価格ってご存知ですか。だいたい4,500円から5,000円位なんですよね。
17セドナの価格 から 17セドナのスプールとドラグノブを合わせた価格 の差額を出すと、
5,000円 - 3,400円 = 1,600円
スペアスプール買うくらいなら、セドナ変えばいいじゃん 1,600円多く出すだけ。ってことになります。実物を触ってみるとよくわかります。
ドラグノブもスプールも違いがほとんどなく、ベースは本当に一緒だと気づきます。
結論
17シリーズのスプールについて、使い心地はいいです。冒頭にも記載しましたが、選択肢として色々検討したほうがいいです。
具体的には、
13ナスキーのスプールは、ドラグ調整を細かくセッティングでき、質感がフルメタルでかっちりしています。
一方、
17セドナ・7サハラのスプールは、非常に軽い印象で、ドラグノブも大型化しているので使いやすいです。
結局、使用感でどちらが好みか ということになります。なお、スプールの互換性ですが、13ナスキーのスプールを17セドナ、17サハラに装着する際はご注意ください。
この記事に記載していますが、タイミングによってはベールとドラグノブが干渉することがあります。17セドナ、17サハラのスプールを13ナスキーにセッティングする場合は問題ありませんでした。
結論としてまとめると、
13ナスキーのスペアスプールとして購入するのは17セドナの本体でいいと思います。
しかし、まあ、ちょっと強引ですかね。
13ナスキーの次に買うリールは
いきなり結論ですが、13ナスキーのスペックに満足していた方は、同レベルの巻き心地を求めるのでしたら17アルテグラ以上の上位機種でしょう。
防錆ベアリング(S A-RB)
なぜ16ナスキーや17サハラでは役不足なのかというと、
13ナスキーと16ナスキー・17サハラとの大きな違いは、搭載されているボールベアリングの種類が異なります。
13ナスキーのボールベアリングは、16ナスキーに搭載されているベアリングの2倍の価格もするS A-RBと呼ばれる防錆の良質なベアリングを使っています。
その為、同じベアリングが使用されている機種となると17アルテグラ以上となります。17アルテグラもラインローラー部のみの搭載なので、巻き心地では13ナスキーに劣る可能性もありますので、その点はご注意ください。
何気に13ナスキーはスペックが高いんです!!
Sカムギア VS クロスギア
16ナスキーの上位機種は、クロスギア搭載の17アルテグラです。
16ナスキー迄の低価格帯と差別化されており、16ナスキーはSカムギアとなってます。
なお、13ナスキーもSカムギアです。
(そのひと昔前の10ナスキーは、クロスギアらしいですが・・・。)
クロスギア → 17アルテグラ
コアプロテクト → 16ナスキー
X-SHIP → 17サハラ
このあたりの搭載有無でラインナップを整理した格好ですね。
また、17アルテグラからねじ込み式ハンドルとなるので、その点も差別化されるポイントですね。
結論
仮に、16ナスキー以降の発売されたリールの中で、アルテグラ以上の上位機種には手が出ないというのでしたら、13ナスキーの代わりに買うリールは17サハラが良いです。
なぜならば、16・17シリーズとなって、16ナスキーと17サハラの両者のスペック差はほとんどないからです。(正直、防水機能のみと言っても過言ではないです。)
17サハラの4000xgを持っていますが、
フィーリングはなめらかで、
ヌルヌルとしたシマノ独特の回転に関しては、13ナスキーとあまり変わらない印象でした。
17シリーズとなり、進化していることには相違ないです!ただし、どうしても防水性能がほしい方は16ナスキーの購入をお勧めします。
13ナスキーのスプールが流用できる点についても、16ナスキー・17サハラ購入のポイントになります。
ただ、上位機種を手に入れたい人は、17アルテグラで決まりですね。
上を見たらキリがないですが・・・。
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