前回から引き続きボディ内部をばらしていきます。
もくじ
全バラシ(ボディ内部)
ハンドル軸を外していきます。
ハンドル軸
ネジを2本取ります。
唯一のEリングを外します。
ここ以外にはEリングが無いようです。
外れました。
ハンドル軸ですが、右ハンドルは順ネジです。
軸をしっかり固定してからプラスドライバーで外します。
これでベアリングが外れます。
外す必要はないんですけどね。
レベルワインド
このままレベルワインドガイドを抜きます。
引っ張り上げます。
レベルワインドがフリーになります。
ウォームシャフトが抜けないので、先にレベルワインド受けというキャップをはずして。
ピンを抜きます。
中にワッシャーがあるので紛失注意です。
全パーツバラシ完了
バラシ終えました。
各パーツのブラッシュアップで軽くなっています。特に気になったはウォームシャフトがCI4+化している点ですね。
そこまで気にする人はいないと思いますが、重量が軽くなっている反面、レベルワインド付近のルーズさにつながらないか心配なポイントでもあります。
組み上げ&改造ポイント
組み上げと改造ポイントを検証します。
1BBカスタム
ウォームシャフトのブッシュをベアリングに置換します。
これはすぐに出来ることですね。
4*7*2.5mmのベアリングに置換するだけ。
ウォームシャフトギアですが、向きがあるので適当につけようとしてもEリングがはまりません。
このウォームシャフトギアの取り付けはコツがいりますね。
ウォームシャフト&レベルワインドパイプのメタル化&2BB化
カスタムポイントとしてですが、レベルワインドパイプがプラスチック製ですが、ここはヘッジホッグスタジオさんの18バンタムMGLのレベルワインドパイプを入れることで2BB化が可能になるようです。
同じく18バンタムMGLのウォームシャフトはブラス製なので、こちらを手配してメタル化してみようと思います。
クラッチパーツの取り付け
しっかりとグリスアップしながら取り付けていきます。
レベルワインドを取り付けてからクラッチレバーをつけてもいいんですが、見ずらいので先にクラッチレバーから取り付ける方が簡単かもしれません。
クラッチカム。
一体形成になったので取り付けやすくなっていますね。
ドラグ、ギアのグリスアップ
ドライブギア、ドラグをグリスアップします。
ドライブギアはBOREDのDELTAで仕上げました。
ドラググリスはDG01ですね。
ボディ組み上げ&ハンドル取り付け
ボディネジを間違えないように締めます。
スプールとサイドプレートを装着して。
ハンドルを取り付けます。
無事終わりました。
分解した結果
各パーツを検証していきましたが、20メタニウムとほとんど違いないので、あまり収穫のない内容かもしれません。
前編の繰り返しになりますが、夢屋のシャロースプールが初期状態で搭載されている為、PE0.8号、1号を下糸なしで使いたい人には非常にマッチしたリールになっていると思います。
せっかく軽量化されているんですが、レベルワインドパイプとウォームシャフト、ベアリングチューンを行い、どのような変化があるか、検証してみます。