前回から期間が空いてしまいました。
ドラグサウンドチューンの内容を紹介します。
アブガルシアのドラグパーツを流用します。
使用するパーツの重量測定
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7248.jpg)
重量増加します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7265.jpg)
1.31gのワッシャーを抜きますので、3.5gほど重くなる計算です。
手配するパーツ
以下のパーツを手配。
1400448 REVO ALC-BF7 48番 1281218 DRAG WASHER (K) |
1400448 REVO ALC-BF7 49番 1281219 DRAG WASHER (K) |
1400448 REVO ALC-BF7 50番 1281220 EAR WASHER (K) |
1400459 REVO ALC-BF7-L 50番 1302687 EAR WASHER (K) |
右ハンドルの場合は、L(レフト左)のイヤーワッシャーが必要です。
1400459 REVO ALC-BF7-Lの50番ですね。
なぜなら。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7259.jpg)
下におくので、逆付けになります。
レボに入れる際は、ピンが下になるようにセッティングする訳です。
ドラグパーツの加工作業
内径が合わないので削ります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7261.jpg)
ルーターで。
広がりました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7262.jpg)
ワッシャーの突起部分を切り取ります。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7264.jpg)
ここもルーターで削って馴らします。
なお、このタイミングでピンの角度を調節しておきます。30度位まで角度を抑えてやります。
イヤーワッシャーをドライブギアに接着する
これを使います。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7266.jpg)
メタルロックです。
A剤、B剤を同量を取り、よく混ぜ合わせます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7267.jpg)
混ぜたものをイヤーワッシャーに塗って。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7268.jpg)
貼り付けます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7269.jpg)
ドライヤーで温めてやると、10分ほどで硬化していると思います。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7270.jpg)
※相当熱くなります。やけどに注意です!
接着できました!!
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7271.jpg)
極端にいうと、
恐らく両面テープでもドラグ音は出るし、恐らく外れる可能性も低いので問題ないと思います。
ただ、外れた際はバラして貼り付ける必要が出てきます。
なお、ギア交換の際は分解することができないので、イヤーワッシャーも一緒に破棄することになります。
ピンの角度調整、組み上げ
接着できました。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7272.jpg)
組み上げた後、取り付ける前にピンの角度をなだらかにしておきましたが、音の出具合で角度を調節します。
音が小さい時はピンを立てるようにします。
組み上げていきます。
ドラグワッシャーを入れます。ドラググリスをしっかり添付します。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7273.jpg)
ドライブギアを入れます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7274.jpg)
またドラグワッシャーを入れます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7275.jpg)
ドラググリスを忘れずに。
最後にドラグワッシャー(同じ名前ですが、ギザギザのパーツです。)を入れます。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7276.jpg)
向きがあります。
バリがある方を上にした方がいいですね。バリを下にしてしまうとピンとあたってしまい摩耗します。
純正のスタードラグ板を乗せて完了です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_7277.jpg)
アブのドラグワッシャーを使用する理由
ギアボックス内のクリアランスがギリギリで純正パーツで組むボディに干渉してしまうんですね。
それで、薄いドラグワッシャーが必要になる訳です。
カルカッタコンクエストの300番等もドラグワッシャーは薄いので、そちらでも代用可能かもしれません。
ドラグサウンドチューンまとめ
メタニウムは正直ドラグサウンドが欲しい機種でした。
最大の弱点ということではないですけど、XGに関して言えば、対抗となるダイワの21ジリオンベースの22シルバーウルフはドラグサウンドチューン搭載なんですよね。
正直、番手がかぶるのはXGのみですから、すべて当てはまる訳ではないですが、これで対抗できるスペックになったと思います。
次回はグリッチオイルチューンを紹介します。
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