前回から期間が空いてしまいました。
ドラグサウンドチューンの内容を紹介します。
アブガルシアのドラグパーツを流用します。
使用するパーツの重量測定
重量増加します。
1.31gのワッシャーを抜きますので、3.5gほど重くなる計算です。
手配するパーツ
以下のパーツを手配。
1400448 REVO ALC-BF7 48番 1281218 DRAG WASHER (K) |
1400448 REVO ALC-BF7 49番 1281219 DRAG WASHER (K) |
1400448 REVO ALC-BF7 50番 1281220 EAR WASHER (K) |
1400459 REVO ALC-BF7-L 50番 1302687 EAR WASHER (K) |
右ハンドルの場合は、L(レフト左)のイヤーワッシャーが必要です。
1400459 REVO ALC-BF7-Lの50番ですね。
なぜなら。
下におくので、逆付けになります。
レボに入れる際は、ピンが下になるようにセッティングする訳です。
ドラグパーツの加工作業
内径が合わないので削ります。
ルーターで。
広がりました。
ワッシャーの突起部分を切り取ります。
ここもルーターで削って馴らします。
なお、このタイミングでピンの角度を調節しておきます。30度位まで角度を抑えてやります。
イヤーワッシャーをドライブギアに接着する
これを使います。
メタルロックです。
A剤、B剤を同量を取り、よく混ぜ合わせます。
混ぜたものをイヤーワッシャーに塗って。
貼り付けます。
ドライヤーで温めてやると、10分ほどで硬化していると思います。
※相当熱くなります。やけどに注意です!
接着できました!!
極端にいうと、
恐らく両面テープでもドラグ音は出るし、恐らく外れる可能性も低いので問題ないと思います。
ただ、外れた際はバラして貼り付ける必要が出てきます。
なお、ギア交換の際は分解することができないので、イヤーワッシャーも一緒に破棄することになります。
ピンの角度調整、組み上げ
接着できました。
組み上げた後、取り付ける前にピンの角度をなだらかにしておきましたが、音の出具合で角度を調節します。
音が小さい時はピンを立てるようにします。
組み上げていきます。
ドラグワッシャーを入れます。ドラググリスをしっかり添付します。
ドライブギアを入れます。
またドラグワッシャーを入れます。
ドラググリスを忘れずに。
最後にドラグワッシャー(同じ名前ですが、ギザギザのパーツです。)を入れます。
向きがあります。
バリがある方を上にした方がいいですね。バリを下にしてしまうとピンとあたってしまい摩耗します。
純正のスタードラグ板を乗せて完了です。
アブのドラグワッシャーを使用する理由
ギアボックス内のクリアランスがギリギリで純正パーツで組むボディに干渉してしまうんですね。
それで、薄いドラグワッシャーが必要になる訳です。
カルカッタコンクエストの300番等もドラグワッシャーは薄いので、そちらでも代用可能かもしれません。
ドラグサウンドチューンまとめ
メタニウムは正直ドラグサウンドが欲しい機種でした。
最大の弱点ということではないですけど、XGに関して言えば、対抗となるダイワの21ジリオンベースの22シルバーウルフはドラグサウンドチューン搭載なんですよね。
正直、番手がかぶるのはXGのみですから、すべて当てはまる訳ではないですが、これで対抗できるスペックになったと思います。
次回はグリッチオイルチューンを紹介します。
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