約1年ほど使用した22メタニウムSEですが、半年ほど前からグリッチオイルチューンで使用してきました。
トータルの釣行回数は10回以上20回未満というところです。
基本的には淀川のキビレでしか使用していません。
汽水域での使用ですね。
今回は社外製のクラッチレバーを移植と、ドラグサウンドチューンでどうしてもドラグ力が下がってしまうので、その強化の為のカスタマイズをご紹介します。
内部チェック
状態をチェックします。
ギアのオイル(EVO-2000)は残っています。
この吸着力はすごいですね。
グリスより粘性が高くなりますので、摺動箇所に付着すると重くなってしまいます。
若干の汚れがありましたが、使用感はほどんと感じませんでした。
汚れもないです。
ベアリングについて
実はスプールベアリング以外はミネベア製のベアリングに交換しておりました。
1年間使ってみて・・・。
オイルチューンなので、その影響があるかもしれませんが、洗浄したところザラツキが認められました。
オイルの影響か、ベアリングのスペックかはっきりしない点が御座いますが、ベアリングのオイルチューンは寿命が短くなることが体感できました。
また汎用ベアリングでもグリスメインで使用する方がよさそうです。
クラッチレバー交換
購入したのはこれです。
サードパーティ製ですが、お手頃価格なので試しに買ってみました。
取り付けは簡単です。
ネジは2か所で取り付け。
なので、純正は1か所なので強度面は問題ないと思います。
アルミ製ですから、冬は冷たいかもしれません。
使用感はまだ使っていないのでわかりませんが、問題なさそうですね。
アルミの削り出しでかなり安いと思います。
ドラグ力UP
現状はアブガルシアのドラグパーツを移植しています。
難点はドラグワッシャーが弱いことです。
そこで、今回はシマノ純正のドラグワッシャーを移植します。
19オシアコンクエストLTD300番のドラグワッシャーを使用します。厚みが0.5mmなので、ちょうど良く。(1mm厚だと入らないです。)
ドラグワッシャーでドライブギアを挟み込みます。
これでドラグ力が若干上がります。
なお、ドラグ性能をリセットするため、レベルワインドをメタル化していましたが元に戻します。
仮説としてメタル化することで、巻き心地がより高精度になることを期待しておりました。
しかし期待できるほどの変化がありませんでした。
それよりデメリットの方が大きく。
- 巻き形状がアーチ状になる
- レベルワインダーが端に寄りすぎる
主に、キャストの時に気を遣うので元に戻しています。
使用ケミカルの最適化
ケミカルを見直しました。
スプールベアリングは、ランバイクオイル、パッシブと使用してきましたが、テフロッソへ変更しました。
粘度と防錆製を考慮した結果です。
スプールベアリング以外はシマノ純正グリスのDG06へ変更しました。
ドライブギア軸へグリスアップします。
ウォームシャフトギアはBOREDのOMEGAですね。
ウォームシャフトもOMEGA。
ローラークラッチもテストを兼ねてグリスインです。
同じくOMEGAを添付します。
ドライブギアですが、BOREDのALPHAを添付してみましたが、EVO-2000が思いの他いいので、オイルチューンのままとしました。
添付量注意ですね。
多くなると相当重くなります。
1年間使ってみて
オイルチューンで半年ですが、メンテナンス頻度を上げないと不具合が出てきそうですね。またベアリングの消耗が早いので、相当ライトなリール以外はグリスチューンの方がいいかもしれません。
なお、クラッチレバーは純正がダメと言うことはないので、見た目の問題が7~8割です。
使いやすくなるのであれば純正に戻す意味もないので、実際は使用感に大きく左右されると思いますね。
ドラグ性能を向上させるために、ドラグワッシャーを変更しました。
ドラグワッシャー1枚当たりのコストが220円→605円なので約3倍ですが、効きが良くなると使用感に大きく影響しそうです。
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