かなり前になりますが、15ストラディック1000Sのカスタムレポートです。
すべてメルカリで購入しました。
ストラディックは、シャリ感が強いものの、リトリーブのぶれがなくストラディックの特徴である金属ボディーの剛性感が生かされている印象でした。
ZPIのダブルハンドルソルティーバライトもキズもなく、回転に支障なしでした。
シマノアルミリールスタンドライトですが、こちらはかなり使用感のあるものの、使用には問題なく、ゴールドがアクセントカラーとなり、シルバーを基調としたデザインでまとまりの良い仕上がりとなっています。
NG-Pとありますので、製造は恐らく2015年の7月ですね。
参考にしたサイトです。
![](https://angler.prummy.com/wp-content/uploads/2016/11/my-2014stella-og-ss.jpg)
パーツ交換以外のカスタム箇所ですが、
ラインローラーの2BB化
一体型のラインローラーから、分離型へ。
10ステラのパーツを流用し、18ナスキーのラインローラーを使用しています。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_2276-e1550412580306.jpg)
後はボディ内部にベアリングを追加しています。
1つ目は、メインシャフトのスプール受け部
2つ目は、ウォームシャフトの下側
3つ目は、ウォームシャフトピンカラー内部
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_2423-e1646323640276.jpg)
まずはソルティーバライトの清掃。
ハンドルノブを分解します。
僅かにガタがあったので、クリアランスの調整の為、0.1mmのシムを追加します。
内部パーツの幅は3.49mm
ベアリングはオープンベアリングですね。
シムを1枚のみ追加。
写真には2つありますが、シムを追加したのは1ヶ所のみです。
シム、ベアリング。
と入れましたが、微妙なので。
ベアリングの次にプラのカラーをかぶせて、ハンドルノブ。
ベアリング、最後にシムを追加。
調整完了です。
ほぼ全分解しました。
気になった箇所としては、スプール内部のピン。
グリスが変色しています。
外して洗浄。
ギア、メインシャフトもパーツクリーナーで洗浄。
ベアリングも洗浄。
綺麗になりました。
ベアリングもバッチリです。
ローターは最近調整したので、分解せず。
ウォームシャフトピンも分解せず。
ボディーの合わせ面にグリスを添付。
ベアリングとギアを組みます。
ドライブギアにグリスを添付。
ボディー内部こんな感じに仕上がりました。
オーバーホールに使用したのは、シマノ純正のグリスDG06と、ナスカルブというオイル。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2018/01/IMG_6973.jpg)
おそらく長い間、調整されずに眠っていた個体だと思います。
使用とともにシャリ感も取れて、リトリーブも安定し、実際アタリ個体だと感じました。それぞれのパーツもほぼ劣化は見られず、基本スペックの高さがわかります。
最近、シマノスピニングリール限定ですが、修理、カスタム、オーバーホールを始めました!
ご興味がある方はぜひお問い合わせください!
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/06/IMG_8030-3.jpg)
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