最近、OH依頼でなかなか希望内容がくみ取れず、ご迷惑をおかけしたことがございました。
メーカーより柔軟に対応することでお客様から選んでいただけていることは理解できていますが、メールでのやり取りだけでは中々双方の『伝えたいこと』が素直に伝わらないことや。
電話だけだととりとめのない情報のやり取りとなって、
重要なポイントが拾えなかったり、だとか。
ミスコミュニケーションにより、ご依頼いただいた内容を作業に昇華できないことは間々あります。そこまでたくさんあるわけではないのですが、思い込みや各々の能力、考え方等で仕上がり像としての正解は1つではなく・・・。
結局のところ、『メーカー対応不可機種をできる限りOHする』ということが、選んでいただけている1つの理由だと思っていますが、そのこと自体が仇となるケースもあるんだなと実感しました。
普段は感謝の言葉をいただくばかりなので、そういう言葉が当たり前になってしまわないように常に新鮮な気持ちで作業を行いたいと思いました。
スプールベアリングリムーバーが使えない?
前置きが長くなってしまいましたが、タイトルにある、スプールベアリングリムーバーの改造について。
オシアジガーに代表される大型レバードラグリールは、スプールピンも大きくて軸が一般的なプーラーだと入りません。
そこで一般に売っている中華製のプーラーを改造してピンを抜けるように改造しました。
改造のポイントは?
改造といっても穴を大きくするだけ。
アルミを削ってやります。
ドリルやルーター、ダイヤモンドやすりなんかでこすって削ってください。
これで入るようになります。
ここまで改造すると通常のプーラーと同じ使い方で行けます。ヘッジホッグスタジオ製のスプールベアリングリムーバーを改造しても同じようにできると思います。
ただ、ピンの圧入が強く、ネジ山がなまったり、ねじ込みパーツが破損することもあるかもしれませんが、改造なさる方は自己責任でお願いします!
ご自身で不安な方は、ぜひOHのご依頼をお願いいたします!!
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