ボディが届いたので作業再開します。

前回まではこちらです。
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目次
ボディ入れ替え&チューニング
ばらして入れ替えていきますが、調整はほぼ0からになります。

再度グリスを落とします。

BOREDグリスで仕上げてみます。

多少良くなるかなという感じです。
シムを再調整します。

ドライブギアは0.17mmですが、0.01mm減らしていました。
ボディを変えたことで、0.18mmがちょうどいいんですが、ザラツキが出てしまいます。その為0.17mmのままとしています。
なお、シュルシュルとノイズがあるので、ローターの高さを調整してみますが関係なく。

ピニオンギアの下のシムは0.42mm→0.43mmに追加しました。
ベアリングを洗浄してチェックします。
ドライブギア左右のベアリングですが、多少振れがあるので、交換してテストしましたが、ノイズが出ているレベルではないので、元に戻しました。

ピニオンギア上下はIOS-01で仕上げました。
ベアリングオイルチューンに!
またドライブギアはIOSギアグリスで仕上げました。

粘度高めです!優れた潤滑性、クラス最高水準の対荷重性、ソルトでも安心して使える優れた防水性能、100%化学合成ならではの極寒から真夏の炎天下、そして風雨にさらされ続けるリールの心臓部とも言えるメインギアを守る、ハイスペック・ギアグリスです。
ウォームシャフトピンのシムも結局元に戻しました。
スプールを乗せるとノイズが強くなるので、おそらくウォームシャフト回りに違和感があるのですが、なかなか取れないですね。
ラインローラー2BB化
最後にラインローラー2BB化します。

10ステラのDLCラインローラーです。

組み込みます。
以上で作業完了です。

ノイズが取れてある程度良化したと思いますが、ハンドルの遊びがあります。ザラツキを考えるとこれ以上詰めない方がいいと思います。
ありがとうございました。

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