やっと入手しました。
17アルテグラです。

4000XGを購入したのは、
15ストラディック4000番のワンピースベールを持っていたからです。
つまり、ワンピースベールカスタム前提での購入。
手元に15ストラディックの2000番のワンピースベールもあるので、17セドナか17アルテグラかどちらかをカスタムベースとして購入したいと考えています。
それでは、17アルテグラが優秀な理由をご紹介します。
デザインが良い
デザインが良いです。

落ち着いたシルバーベースのカラーですが、少しグレー掛かっています。ゴールドも明るすぎず全体的にまとまった印象です。
単純にかっこいいし、高級感があります。
コストパフォーマンスが良い
18セフィアBBとか、18ソアレBBとかのベース機種となります。
なお、ボディ内部やボディ形状はほぼ15ストラディックと同じですが、ワンピースベールではありません。

ワンピースベール搭載の18セフィアBB、18ソアレBBと比較して価格差はあまりありませんが、1万円前後する中級機としては手にしやすい価格帯だと思います。
なお、4000XGはなかなか値段が下がりません。
中古市場でも出回る個体は少なく、それでいて市場ニーズが高い機種です。
多彩なラインナップ
今回選択したのは4000XGとなり、
ショアジギングやカゴ釣りがターゲットとなる番手。

アジングからギリギリブリクラスの青物ゲームも対応できる番手がラインナップしています。
先ほど紹介した、18ソアレBBや18セフィアBBとは異なり、4000番台の同価格帯のスピニングリールの中では、17アルテグラ以外に競合する機種が存在しないので、特にショアジギングの場合は候補として上がりやすい機種です。
4000番台の上位機種は15ストラディックとなり、価格差は約1.5倍と大きくなります。
あくまで目安ですが、17アルテグラ4000番台 13,000円に対し、15ストラディック4000番台 19,000円位の金額差ですね。
カスタムベースに最適
個人的な一押しポイントです。
下位機種のパーツ、上位機種のパーツそれぞれ流用すれば、かなり幅広いカスタムが可能です。
各パーツ詳細
285.5gと決して軽いわけではありません。

スプールの出来栄えは抜群。

ドラグノブはいたって普通です。

ハンドルは下位機種寄りのデザイン。

ねじ込み式なので、機能性は上位機種と考えて良さそう。


ドラク構造は低価格帯のものと同じですが、ラインローラーとボディにはコアプロテクト搭載されています。
ローターは高強度樹脂製となります。

12アルテグラはマグナムライトローターだったので、今回スペックダウンしている点です。(重さの原因の一つです。)

メインシャフトがステンレス製であるのも、重さの原因の一つ。

この重さに関しては、18セフィアBBも18ソアレBBもそれほど違いがありません。
巷で不人気となっている理由の一つですが、
17アルテグラをベースとする18セフィアBB、18ソアレBB共に、いずれもマグナムライトローターではなくなったんです。
それを補えるほどのパフォーマンスを備えているかというと、
以前の12アルテグラと同様の使い方をする方には不満が出るのは理解出来ますが、前回から進化したGフリーボディーである17アルテグラはやはり優秀です。
ハンドルツバの交換
なお、ハンドル軸のツバは樹脂製で一体型。

ツバ自体は取り外し出来ます。

15ストラディックとか、15ツインパワーとかのツバと交換するとドレスアップできます。

上が今回のアルテグラ4000XGで、下が15ツインパワー C3000Sのハンドルに14ステラのハンドルノブを付けているものを参考に並べました。

4000XGになるとハンドル軸が長くなります。
ローターサイズが大きくなることで、ハンドルとの距離が近くなってしまう為ですね。
ワンピースベール化
さて今回の本題です。
15ストラディックのワンピースベールを流用し、17アルテグラへワンピースベールを装着します。
カラーの違いは多少ありますが、ベースカラーと馴染んでいい感じになります。

左側がアルテグラで、右側が15ストラディックのワンピースベール。

ベールの取り外しはT-10のへクスローブレンチ(トルクスレンチ)を使用します。


ラインローラー部はT-8のへクスローブレンチ(トルクスレンチ)です。

なお、ボディを開けるときもこちらを使います。

ボディカバーを開けるときは、T-6のへクスローブレンチ(トルクスレンチ)が必要です。
16ストラディックCI4+のカスタマイズの記事で必要な工具を紹介していますので、こちらを参考にしてください。

交換するパーツ
ワンピースベール化で変更するパーツは?

ベール組と座金です。

これでワンピースベールを組みます。写真上部の元々の座金だと穴が小さくてアーム固定軸がはまらないし、流用する18セフィアBBの座金のみで問題ありません。

結果的にはこのように組みます。
組み上げ手順
まず、

ベールにアーム固定軸を通し。

ラインローラーサポート(B)という座金のようなパーツを通して。

ベアリングを通し。

アームローラーブッシュをかぶせます。

ラインローラー(アームローラー)をかぶせて。

形状に注意!

アームローラスペーサーで止めます。

交換する座金を乗せて。

ネジを締めて完了です!!

かっこいいです!!

1gほど軽くなりました。

誤差ですね。

元々のデザインみたいにマッチします。

アームローラー側は問題ないんですが。

反対側の素材感は異論がある方もいますかね。

つや消しなので、その点も若干違うと言えばそうですが、ハンドル軸のツバの素材感にも違和感があるので、デザインの統一性からすると、改良の余地はあります。
まとめ
17アルテグラの選び方。
競合しない機種を選ぶと後悔しないかもですね。
競合する18ソアレBB(1000番ボディ)に対しては、C2000Sが独立した番手です。
同じく、競合する18セフィアBB(2500番ボディ)に対しては、2500・2500S・2500HGSは独立した番手です。

そして、4000番ボディの3000XG、4000、4000XG、5000XG等ですが、競合する中価格帯リールは存在しません。

上位機種が15ストラディック、下位機種が16ナスキーとなりますね。

ワンピースベール化が目玉のような記事になってしまいましたが、
カスタマイズの幅広さと、基本スペックの高さ、に加えて価格が安価であるスピニングリールが17アルテグラです。

コメント
コメント一覧 (2件)
コメント失礼します。
19スフェロス4000でも15ストラディックのベールがつくのでしょうか?
コメントありがとうございます。
モノ作り日本のリール改造マニアさんのブログで、19スフェロスSWのワンピースベール化というタイトルで3000番ボディで投稿されているようなので、参考にされると非常にわかりやすいと思います。
2500番でも、4000番でも基本設計はおなじなので、恐らく4000番でも問題ないと思います。