少し出遅れましたが、2018年7月に18ソアレBBがリリースされました。
正直な所、18ナスキー500をカスタマイズする目的を見失う衝撃のリリースでしたね。
すでにカスタマイズしたい内容が網羅されてリリースされているんですよ。
こんなことあるんかという感じです。
18ナスキー500のカスタマイズの状況ですが、パーツが品切れだったり、注文したパーツが適合しなかったりで、結果的にほとんど出来ずじまいでした。
ワンピースベール化、ねじ込み式ハンドル化、ハンドル長の変更というのが今回の課題でしたが、実際にどうなったのか??
具体的な内容を検証していきます。
ワンピースベール化
15ストラディックのパーツを流用しようと発注しました。
発注したのはワンピースベールとアーム固定軸です。
合わせて3,000円でした。
1000番台のボディで適合すると踏んでいたんですがダメでしたね。
上下で並べてみると、
ほぼ同じサイズにも見えますが。
アームカムは着きますけど。
ベールがちょっとデカい・・・。
浮いちゃってます ね・・・。
少し加工してみても。
ネジが着くのは着くんですが、
ローターバランスが崩れてしまって、ブレがすごいです(笑)
しかも、、、ベールがきれいに返りませんでした。
完全に見立てミスですね。
結論、
もしワンピースベール化するのであれば、17ソアレCI4+500Sのパーツか、18ソアレBB500Sのパーツから流用するしかなさそうです。
カラーリングが合わない可能性がありますが、
17ソアレCI4+500Sのパーツを流用する場合は3,500円、18ソアレBB500Sのパーツを流用は3,000円でカスタムできます。
ねじ込みハンドル化
ねじ込み式ハンドルにする為、ドライブギアを交換しようと試みた所、シマノ側で17ソアレCI4+のドライブギアが品切れでした。
このドライブギアの交換するカスタムが非常に人気なんでしょうね。
今回、ワンピースベールと一緒に17ソアレCI4+のドライブギアもいつものヘッジホッグスタジオさんで発注してたんです。
発注したのは、2018年8月の初旬ごろだったので、ちょうど18ソアレBBのリリース直後の時期ですね。
ヘッジホッグスタジオさんが言うには、メーカーに在庫が無いということなので、
生産したギアを18ソアレの組み立てに回しているのか、
もしくは、
単純にカスタマイズする方が多いので注文が殺到したのか、
その点はわかりませんが、手に入りませんでした。
参考にしたブログ
このブログのこの記事はすごく影響があると思います。
人柱になって検証されていて、ほんとに勉強になります!
この内容を踏襲しようとしたんですが、結果は失敗というか、ドライブギアが手に入らずなので、ドライブギアの交換は今回あきらめます。
ハンドル長の変更
ノーマルだと40mmなのですが、少し短いんですよね。
巻き心地からすると、もう少し長い方がいいんですよね。
で、これがしっくりきました。
ネクサーブC2000Sのハンドル(45mm)です。
少しだけ長いんです。
少しだけ重くなりますが、リールスタンドもガンメタ(モアバイツボディキーパー2)が合いますね。
元々は、以下のモアバイツのボディキーパー4をつけていたんですが、メッキパーツのカラーリングがガンメタに近いので、色味を合わせるのも良いですね。
この辺は好みです。
なお、ネクサーブのハンドルのデメリットですが、ハンドルノブが着脱出来ないこと。
つまり、BB化できません。
BB化出来ないとなると、感度を重視するアジングなんかはやりにくいと思います。
ちなみに、16ナスキー2500HGSのハンドルは55mmですが装着出来ませんでした。
一番上から55mm、45mm、40mmです。
ノーマルは40mmです。
55mmはシャフトが長すぎて固定できないんですよね。
45mmで何とかギリギリ着きます。
ただし、45mmでもノーマルのリールキャップはこの通りハマりません・・・。
M3.5のネジ(0.60mmのピッチです!)でないと止まらないです。
色味とか、素材をそろえるのでしたら、
ナスキーの2000番のハンドルをつけるといいですね。
45mmなので、バランスもバッチリだと思います。
18ソアレBB500との比較
18ソアレBB500Sですが、ワンピースベールでねじ込み式ハンドルです。
なお、
18ソアレBB500Sの自重は160g、
18ナスキー500が175g。
18ソアレBB500Sのほうが15gも軽い計算になります。
この重量の違いはおそらく、ハンドル・ローター・スプールの重量の違いだと思われます。
またそれぞれの販売価格を見ると、18ナスキーをカスタムした金額より安い!という絶妙な設定でした。
検証(18ナスキー500カスタムの例)
仮に、18ナスキー500を18ソアレBB500Sと同じ仕様にカスタムした場合の価格の比較になります。
18ナスキー500 8,573円(2018/9/8 14時時点アマゾンより)
No29:ローター 1,100円
No31:アーム固定軸 500円
No32:ワンピースベール 2,500円
No47:ドライブギア 2,000円
No62:ハンドル 2,500円
合計 17,173円(ローター抜きでも16,073円です!)
パーツ価格表は税抜表記なので、実際にフルカスタムすると、合計で18,000円位になります。
18ソアレBB500Sは12,148円(2018/9/8 14時時点アマゾンより)なので、言うまでもないですよね。
差額にして、約6,000円ほど18ソアレBBのほうが安い ということになります。
良いことづくめの18ソアレBBなんですが、18ソアレBBの注目点はカラーリングです。
※シマノHPより参照
驚異のグラデーションカラーです。
好きな人は好きかもしれませんが、これはどうなんだろうか。
まとめ
18ナスキー500のカスタムですが、17ソアレCI4+500Sのパーツを流用すれば、よりハイスペックにはなります。
17ソアレCI4+500Sの操作性ですが、恐らく抜群だと思います。というのも公式の自重が145gと驚異的な軽さです。
ただ、カスタムにかかる費用がすごいことに・・・。
18ナスキー500のノーマルでもそれなりのゲームメイクは出来ます。
渋い時のキビレも何とか釣れる感度です。
もちろん、ラインローラーとハンドルノブはBB化した方がいいですが、ノーマル仕様でもライトゲーム全般には使えると思いますよ。
また、この500番のラインキャパ(PE[0.6-185、0.8-140、1-110])は18ナスキー500と18サハラ500のみなので、メタルジグでのUSLJやSLSJなんかの場合では、このスペックが良いと思います。
ただし、カスタムベースとしての価値は、18ソアレBB500Sのリリースで少し薄まってしまいましたね。
それだけ、シマノが戦略的にラインナップを考えているということでしょうか。
シマノの素晴らしい商品戦略だと思います。
リールいじりからすると、もうちょっとスキマがあってもいいけどな~と思います。
500番シリーズについては、こちらにまとめました!!
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