パーツ取り用に入手した08TPSW6000HGのボディのみのリールですが、全体的に綺麗な状態でパーツ取りとしてはいい状態でした。
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洗浄してパーツをバラバラにしていると、ラインローラーブッシュが1つ足りない。
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プラパーツが破損してしまうとパーツ取りを購入する位しか復旧できないので、もしラインローラーブッシュが破損してしまった場合は参考にしてください。
なんとかラインローラーを機能させる方法を検証しました。
ブッシュの加工
右側が純正のブッシュですが、左側は13ステラSW&15TPSWの8000番のラインローラーブッシュ。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6848.jpg)
4*8*3(840ZZ)サイズのベアリングが入るのですが、若干形状が違います。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6849.jpg)
出っ張った部分をルーターを使ってダイヤモンドカッターで削っていきます。
セット内容:ダイヤモンドカッター#180/直径16mm・16mm・20mm各1枚、カッター厚み0.5mm マンドレル×2本
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2023/10/IMG_6850.jpg)
かなり形状が似てきました。
この時点でラインローラーにははまりますが、ベアリングが止まっている側も削っていきます。
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13ステラSWのブッシュは5*8*2のサイズのベアリングが入るので、若干薄くなりますがラインローラーとアーム固定軸の保持には影響がないです。
スムーズな回転には細やかな微調整が必要です。
ボディ内部の状態(おまけ)
パーツ類はすべてではないですが、洗浄後順次オンラインショップでばら売りに致します。
ボディ内部の状態をチェックします。
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グリスが固まってしまっています。
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ギアはシャリ感が出ていましたが、パーツは全体的に非常に綺麗でした。
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