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16ストラディックCI4+ 改造計画(3) 10ステラ純正ラインローラーを設置してみた

16ストラディックCI4+
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16ストラディックのラインローラーですが、ベアリングが内臓の一体型になっており、ベアリングのみの交換ができない仕様となっております。色々、カスタマイズの記事のネットサーフィンをしているとたどり着いたのが、10ステラの純正パーツを流用したカスタム。

このカスタマイズは、ラインローラーも高性能で、ベアリングも2BBに出来る仕様の為、回転性能も恐らく最高の状態を作り出せるうえ、メンテナンスも非常にやりやすい内容となります。

純正パーツの発注

早速いつもの通り、ヘッジホッグスタジオさんへ注文しました。

いつも通り20日位で到着しました。

今回は以下のドラググリスも注文したので、送料が無料になりました。

ヘッジホッグスタジオで購入する際は、

送料無料の商品と一緒に購入すると送料がかからない です。

覚えておきたいポイントですね。注文の方法等はこの記事を参考にしてください。

シマノ純正のリールパーツをネット通販で購入してみた
リールを改造・カスタマイズしたり、メンテナンスしていると、シマノ(ダイワもそうだと思います。)の純正パーツをどこで手に入れるかという問題。 基本的には、釣具店からシマノに取り寄せてもらうしか方法がなく、ネットではほぼ売っていない状況です。 ...

用意した10ステラのパーツ

ラインローラーのパーツは以下です。

ちなみに、パーツの名前はラインローラーではなく、アームローラーとなっています。

10 ステラ C2000S 短縮コード02788 27番 ラインローラーブッシュ 50円 2個

10 ステラ C2000S 短縮コード02788 28番 ラインローラー 1,000円 1個

10 ステラ C2000S 短縮コード02788 29番 ラインローラーベアリングカラー 200円 1個

10 ステラ C2000S 短縮コード02788 30番 アーム固定軸 50円 3個

価格は、1,450円です。

これにベアリングが2個なので、2,000円しない位ですね。

ベアリングはミネベア製のベアリングでOKです。

なお、ラインローラーベアリングカラーとアーム固定軸の外径・内径と厚みは以下の通りです。

外径:4.84mm

内径:4.02mm

厚み:0.81mm(ラインローラーベアリングカラー)

厚み:0.21mm(アーム固定軸)

早速ラインローラーの分解して内部のパーツを交換します。

マイナスドライバーでネジを緩めていきます。

以下の通りばらけました。

その上に並べたのが今回用意したパーツです。

下のパーツが純正パーツとなります。

流用するものを含めて並べます。

上段の13点を使用します。

下にある3点は今回使用しないモノです。

 

いきなり組み上げた状態になります。

先ほどのパーツを順番に組んでいくだけというシンプルなもの。

パーツ価格表の図を載せておきます。

 

セッティングしたら、こんな感じになります。

ゴールドからブラックに変わったので、落ち着いた印象です。

派手さはなくなりました。

DLCアームローラー

このラインローラーですが、正式にはDLC(ダイヤモンドライクカーボン)アームローラーというそうです。

摩擦係数が低く、PEライン使用の際にスムーズになるそうです。最近のリールには搭載されておらず、10ステラが代表的なモノなので、そちらを流用した格好です。

このアームローラは非常に優秀なようですね。

実際にセッティングした印象もいいですし、実釣もスムーズに出来ましたし、ラインローラーの交換は良いカスタマイズだと思います。

音出し機構の比較

ついでに10ステラの音出しピンと音出しバネを発注してみました。

10 ステラ C2000S 短縮コード02788 33番 音出シバネ1個
10 ステラ C2000S 短縮コード02788 34番 音出シピン1個

左が10ステラ。真ん中が16ストラディック。

右が16ナスキー、17セドナ、17サハラ等です。

特徴としては、ステラとストラディックのバネはドライバーの磁石が引っ付かないのでスチールではないみたいです。

セドナ等はバネが磁石に引き寄せられていくので、恐らくスチール製。

実際にはめてみましたが、パーツが一つ足りませんでした。

32番の音出シバネカラーが足りません。

 

発注ミスですね。

次回のパーツ発注の際に、追加しておこうと思います。

現時点では、16ストラディックの音出しピンとバネが良い印象ですね。

ピンが金属製?なので、乾いた音であること。

ステンレス製のバネ?なので、さびにくいこと。

純正ラインローラーについて

参考までに、念のため忘失を防ぐために元々セッティングされていた状態を記しておきます。

ラインローラーはベアリング内臓の一体型。

アームカム側が広くなります。

黒い方にシルバーのラインローラーベアリングカラーをセッティング。

この通り。

白い方に黒いラインローラーベアリングカラーをセッティング。

完成です。

ラインローラーベアリングカラーですが、どちらになっても大した差はなさそうです。

まずはシルバーの方から。

外径は5.06mm

内径は4.03mm

厚さは1.99mm

一方ブラックのカラーは?

外径5.06mmでシルバーと同じ。

内径3.99mmでシルバーよりほんの僅か狭い。

厚さは、1.99mmなのでほんの少しだけ、薄いということになります。

まとめ

10ステラのラインローラーを交換してみて、メンテナンスはしやすくなったと思います。なぜなら、一体型のラインローラーがダメになった場合は、ラインローラーの交換に2,000円も掛かります。

しかし、10ステラのアームローラーの場合はベアリング2個の交換のみでOKです。

比較的費用をかけずにラインローラーの糸ふけやの解消や、ラインの巻き取りのなめらかさを得られることになります。

コアプロテクトの良さを生かすためには、最低限のメンテナンスが必要です。しかし、少しメンテナンスすることが出来るようになると、コアプロテクトが本当に必要なのかと感じてしまうのです。

クロスギアを分解して、改良する勇気はなかなかない方も多いと思いますが、必要な工具を準備して手順に沿って行えば、ある程度問題なくセルフメンテナンスが行えるのも事実です。

次回は、ボディ内部のベアリングの交換にて、11BB化のストラディックCI4+のフルカスタム完結となります。

コメント

  1. 江藤佑太 より:

    はじめまして。
    ラインローラーの交換記事で大変勉強になりました。
    私は16ストラディックci4+4000番を使っており、ラインローラーのベアリングを交換したいのですが記事のように10ステラの部品を流用する際は番手が4000番のものを使用すれば適合するものでしょうか?もしご存知でしたらご教授頂けたら幸いです。
    よろしくお願いします!

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