【全分解レポート】シマノ「22ステラ」C2000S(その3) 18ステラとの比較&互換性の検証(ボディ内部)

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22ステラ、18ステラの同時分解による検証3回目となります。

前回はローター周りの分解を行いました。

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今回は、

ボディ内部を全バラシして、各パーツを比較・検証していきます。

目次

ボディの自重比較

まずはボディの自重比較です。

18ステラ、

76.80gに対し。

22ステラ、

76.48gとほぼ差がありません。

続いて中身を確認していきます。

ボディ内部の状態

ボディを開きます。

ギアの歯面が広くなっています。

新品を分解していますが、ウォームシャフトの大量のグリスが。

全体的にグリスの量が多いです。

続いて18ステラです。

これは自分がグリスアップしてから1か月程度のものです。

少し巻き重りがありましたが、22ステラも18ステラと同様にケミカルの量がシビアですね。

小型番手は特にスタートアップチューニングが必要かもしれません。

パーツ検証1

18ステラと22ステラのそれぞれのパーツの違いを検証していきます。

フタ&内ゲリアタリ

フタの形状が違います。

左側が18ステラ、右側が22ステラ。

ネジの個数は同じ4つですが、ネジの長さが少し変わっています。

また内ゲリアタリの形状が若干変更になっています。

ドライブギア&Oリング

ギアを比較してみます。

22ステラになり、ギアの歯面が広くなり、ピッチが荒くなりました。

インフィニティークロスという技術特性で、ギア接地面積を広くとることで耐久性をUPしている構造になっています。

軸ドライブギアの軸が太くなりました。

Oリングがあり、ベアリングと圧着されます。

ベアリングサイズが7*13*4から8*12*3.5へ変更になっています。

内径7mmから8mm、外径13mmから12mmへ変更になっています。

その為、外シムのサイズも変わりました。

ボディ側の軸のサイズは変わりませんが、Oリングで圧着される形に。

Oリングのおかげで、ガタツキを極力抑える構造になっています。

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