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16ストラディックCI4+ 改造計画(2) ベアリングを追加して8BB化にしてみた

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16ストラディックCI4+改造計画です。

まずはオーソドックスなBBチューニングを紹介します。

BBチューニングの種類

16ストラディックCI4+のBBチューニングは主に3種類です。

1つ目が、スプール受けのベアリング化とハンドルノブの2BB化 です。

2つ目が、ボディ内部のBB化 です。

No75のウォームシャフトピンカラーとNo87のウォームシャフトブッシュのBB化です。

※シマノホームページのパーツ価格表 16ストラディックCI4+C2000S を参照ください。

3つ目が、ラインローラーの2BB化 です。

2BB化が目的というより、16ストラディックCI4+はラインローラーとベアリングが一体型のパーツになっているので、ラインローラーとベアリングを個別のパーツに置換するカスタマイズです。

今回は、1つ目の スプール受けのベアリング化とハンドルノブの2BB化 です。

スプール受けのベアリング化

具体的な交換パーツは下図にあるNo.12のスプールブッシュ(100円)をベアリングに交換します。

プラスチック製の輪っかを7mm×11mm×3mmのボールベアリングと交換します。

ベアリングはミネベア製のもので十分です。

なお、このベアリングのサイズは、ドライブギアのNo.55のベアリングサイズと同じです。

ハンドルノブの2BB化

具体的な交換パーツは下図にあるNo.66のハンドルノブブッシュ(100円)をベアリングに交換します。既に69番はベアリングなので、1か所のみの交換となります。

ハンドルもプラスチック製の輪っかから4mm×7mm×2.5mmのボールベアリングを使用します。

こちらもミネベア製のものです。

なお、ハンドルノブ以外にも、ラインローラーも同一のベアリングでチューニングできるので、まとめて注文しておけば便利ですよ。

事前準備

今回用意した工具とパーツです。

今回は、ボディを空けないチューニングなので、比較的簡単で時間もお金もかかりません。

用意したパーツ

・ボールベアリング

上が4mm×7mm×2.5mmのベアリング

下が7mm×11mm×3mmのベアリング

必要な工具

・ピンセット(ダイソーで購入)

・プラスドライバー(#1)

・ヘックスドライバー 0.89mm

その他

・ナスカルブ(オイル調整用)

金属の表面をスケートリンクのように滑りやすい物質に改良し、油切れを起こしてもなお、潤滑を維持することができる。

必要な工具とパーツは以上です。

オイル調整のための手順はこちらをどうぞ。

【ラインローラーBBチューン】シマノ汎用スピニングリールにおけるラインローラーベアリングの選択について
ラインローラーからカラカラと異音が・・・。 汎用スピニングリールで巻き感が重要だとか、軽さが重要だとか、感度が重要だとか、・・・色々とリールを選ぶ基準があると思いますが、何気に重要なのがラインローラーだったりします。 特にアジングなんかだと...

ヘックスドライバーとは?

マイクロサイズ0.89mmの六角レンチであれば、何でもいいのです。

私も普通のマイクロレンチを買おうと思っていたんですが、ベッセルのヘックスドライバーを見つけてひとめぼれで購入してしまいました。

六角レンチがドライバータイプになっているものです。

結構安くて使いやすいですよ。

精密機器・ホビー等の組立・修理・分解に。クッショングリップは自在にスライドできるので、使いやすいお好みの位置に移動できます。

交換作業(スプール受けのベアリング化)

まずはスプール受けにベアリングを追加します。

スプールをはずす

ブッシュをベアリングに交換するために、スプールを取り外します。

ワッシャーをはずす

スプールを取ると、ワッシャーがあるのでこちらも一枚ずつ外していきます。

合計3枚のワッシャーが入っていました。

イモネジをはずす

ワッシャーがあった箇所に、ネジ穴があります。

これがヘックスドライバーで開けるイモネジです。

ここで注意点です!

ベールを上げたうえで作業をしましょう。

なぜならば、ベールが回転してしまうことで、イモネジとヘックスドライバーに当たってしまい、それぞれ破損するリスクがある為です。

※逆回転レバーがあるとその心配はありません。

無事イモネジが取れました。

パーツ分解

各パーツを外していきます。

ベアリング交換

丸いカラーをベアリングに交換します。

組み立て

元あった通りに組み立てていきます。

完了です!

時間にして3分から5分位で終わる内容です!

交換作業(ハンドルノブのベアリング化)

こちらも作業は簡単です。

ハンドルキャップをはずす

ハンドルキャップを外します。

爪で隙間にひっかけて引っ張れば取れますよ。

ハンドルノブをはずす

中のネジをドライバーで緩めていきます。

出てきました!

よく見ると、すでにベアリングになってる!!

実は、この16ストラディックは中古で買ったんです。

状態も非常によかったし、へたりもなかったんです。ノーマルのままだと思っていましたが、既にベアリングが入っていました。

如何せん、ハンドルノブがなめらかに回るなとは思っていましたが、すでにBB化されていたとは・・・。

そのまま戻して完了です。

完全に不完全燃焼です・・・。

まとめ

今回は以下のパーツのみベアリングに交換しました。

No.12のスプールブッシュ(100円)を7mm×11mm×3mmのボールベアリングに交換。

完成した16ストラディックCi4+ C2000Sです。

見た目はわかりませんし、そこまで劇的に変化するカスタマイズではありませんが、比較的簡単に出来るお手軽チューニングです。

次回は、ボディ内部のBB化をしたいと思います。

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