13ナスキーの最終形態です。
正直、ここまで改造するとほかのパターンを考えれるので、一概には最終形態というのには語弊がありますが、現状のカスタマイズで現実的な範囲として。
もくじ
13ナスキーオーナーが次に手に入れるリールとは?
13ナスキーの使い勝手の良さと言えば、価格以上の価値を感じます。
個人差はあるとは思いますが、自分にとっては、13ナスキーを初めて手にしたときの衝撃は忘れられないです。
このリールのパーツを流用して所有したいと考えるのであれば、比較的単純に導き出すことが出来ます。
スプールのみを生かしたいのであれば、12アルテグラシリーズだとそのままスプール流用出来ます。13セフィアBB、13ソアレBB等のBBシリーズですね。
もしくは、16ナスキー、17セドナ、17サハラにもスプールをセッティング出来ます。
ただし、個体差があるのかスプールが最も上に来るポイントで、ベールがあたるケースがあります。色々ありますが、自分は、カスタムベースとして18ネクサーブが一番しっくりきました。
13ナスキーに18ネクサーブのローターが付くのか検証
18ネクサーブのローターが13ナスキーに付くか検証です。ピニオンギアが少し長い為、調整座金を噛ませます。
この座金は、17セドナ、17サハラのパーツで発注可能。
座金の発注
以下で注文しました。
17 サハラ 2500HGS 短縮コード03627 No.35 座金 50円
サイズは以下となります。
厚み1mm
内径7mm
外径10.5mm
早速、被せていきます。
結構厚みがあります。
はい、ぴったんこ。
はまりました。
ローターの組み上げ
そして、ローターを組み上げていきます。
少し出ていますが、許容範囲でしょう。
トーターとボディの隙間が空いているような・・・。
まあ、ぎりぎりセーフですかね?
ナスキーのスプールをセッティングすると。
うん。
18ネクサーブのベールとローターを移植した13ナスキーへ変身です。
個人的にはこっちの方が好きですね。
ワンピースベール化
13ナスキーですが、11ツインパワーのワンピースベールが移植出来るようです。
ベールがゴールドメッキなので、シルバー基調にゴールドパーツが光るセッティングとなり、かなりかっこよくなりそうです。
11 ツインパワー C3000
48番 ベール組 2,000円
49番 アーム固定軸 500円
少々高くつきますし、ローターが傷だらけなので、先ほどの18ネクサーブのローターにワンピースベールを移植しました。
詳しくは18ネクサーブのカスタマイズ記事を参照にしてください。
実際の写真はこちら。
リールスタンドを設置する為、ねじ切りをしています。
リールスタンドはモアバイツ4のシルバーです。
アームカムからベールへの一体感が良いですね。
これが最終形態です。
コスト面と性能とを考えた結果です。 なお、ワンピースベールですが08ソアレのパーツから取れるみたいです。現在、ヘッジホッグスタジオさん経由で発注しているので、ワンピースベールが届き次第、レビューしたいと思います。
2500番だとこちらが現存するパーツとして発注できるようです。
08 ソアレBB 30 2500HGS 短縮コード02313 34番 アーム固定軸 1個
08 ソアレBB 30 2500HGS 短縮コード02313 35番 ベールアーム組 1個
1000番ボディだとこちら。
08 ソアレBB 1000S 短縮コード02312 33番 アーム固定軸 1個
08 ソアレBB 1000S 短縮コード02312 34番 ベールアーム組 1個
ワンピースベールの発注(2018/5/29追記)
ヘッジホッグスタジオさんへシマノパーツを発注しました。
20日位かかりますが、送料も5,000円以上だとかかりませんし、仮にかかったとしても送料は160円なので、負担も少ないです。
リールスタンドも一緒に頼みました。
今回のカスタムに使うパーツはこれです。
ローターとアームカム、アーム固定軸にワンピースベールとネジ。
これは、07セフィアのパーツで、そのまま流用します。
今回10ステラの音出し機構のパーツも発注しています。音出しピン、音出しバネ、スペーサーでそれぞれ100円なので、合計300円です。
ラインローラーはベアリングとシムは、純正ではないです。
このカスタマイズは定番ですね。
この記事を参考にしてもらえれば、だいたいわかると思います。
で仕上がりはこちら。
綺麗にまとまりましたね。ハンドルの付け根のカラーがガンメタのようなので、これがシルバーだったらもっと良かったです。
16ナスキーのハンドルなのですが、17サハラ、17セドナはシルバーカラーでしたね。
13ナスキーに17セドナのローターが付くのか検証
続いては、17セドナのローターがセッティングできるか検証です。
このカスタマイズは巻き心地が変化しますので、好みが分かれると思います。ただし、ベールの操作性は明らかに向上しますね。
座金は2枚必要でした。
ちょうどハマりました。
全く隙間なく。
ナスキーのピニオンギアは少し長いみたいですね。
そのままスプールをつけて完成です。
リトリーブの印象としては、ローターの重みを感じます。
これは慣性がかかった巻き心地なので悪い感じはしないですが、このあたりは好みによります。
ベールの操作性に関しては、ノーマルよりもベール返り方や開閉音は優れている印象なので、非常に良いカスタマイズだと思います。
ねじ込み式のリールスタンドのセッティング
詳しい作業はこちらを参照にしてください。
実際の写真はこちら。
ハンドルをセッティングする為のネジです。
M3.5、ピッチは0.60mmとなります。
パーツのシルバーブラックのカラーがマッチングしますね。
ローターの形状とか、もろもろこっちの方がいいです。
デメリットと言いますか、微妙な所を少し。
ローターのバランスが崩れやすい点です。
具体的にはラインローラーをBB化するだけで、左右のバランスが崩れてウィンウィンとなります。
ウェイトバランスが崩れやすいということなので、一概にBB化して崩れてしまうわけではないんですが、かなりシビアに出来ていると思います。
あとは定番のハンドルノブを2BB化して。
ラインローラーもBB化して。完了といったところですね。
まとめ
最近13ナスキーを手放すことを決めたんですが、その理由はねじ切りを失敗したことです。
自分は左利きなので、右ハンドルですが、左側のねじ切りを失敗した為に、リールスタンドが設置できない状態となりました。
右側はきれいにねじ切ることが出来たので、右利きの方に使ってもらおうと思ったんです。
幸い、ねじ切りの影響はリールスタンドのセッティングのみなので、通常使用は出来るのですが、自分は淀川でのランガンを中心とした釣行が多いため、リールを直置きせずに済むスタンドの装着が必須なんです。
約1年半ほど使ってみて、13ナスキーは頑丈で汎用性が高いリールだと思います。
クロスギアをあまり使ったことが無いので、正直わかりませんが、おそらくクロスギアの中級クラスに負けない魅力を持っていることには間違いないですね。
新品で手に入れることがほぼ出来なくなりましたが、中古市場ではまだまだ流通してるので、機会があれば1000番台のものを調達しようと思います。
※純正のリールパーツの発注はこちらを参照にしてください。
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