【チューニング】23カルカッタコンクエストMD 300XGLH(その3)組み上げとチューニングのポイント

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前回は全バラシ迄の内容を紹介しました。

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完全にばらした訳ではありませんが、カスタムに影響する箇所はすべてばらしております。全体の洗浄後の汚れ具合はこのくらい。

未使用なので実際は汚れではないですが・・・。

目次

ベアリング追加カスタム&オイルチューン

カスタムポイントを紹介していきます。

ウォームシャフト2BB化

本来はブッシュで支持する方が経年使用による劣化やノイズが低減する箇所ではありますが、定期的なメンテナンスを欠かせなければこの箇所はベアリングの方が良いかもしれません。

サイズは740ZZでして、私は汎用ベアリングを入れましたが、通常はこのクラスだとかなり潮を巻き込みますので、高耐食ベアリングを入れた方がいいですね。

左右とも同型なのでベアリング2個追加です。

レベルワインドですが単に組み戻すだけではありますが、ポイントを確認しておきます。

黒いウォームシャフト受けというプラパーツ、シム、ベアリングの順番にウォームシャフトにセッティングしてます。最後にウォームシャフトギアをはめますが、外側にへこんだ印が来ます。

なお、レベルワインドのシムを忘れないように注意してください。

後はレベルワインドガイドという棒ですが、突起が長い方がボディ側に来ます。この辺はややこしいですね。間違えても大きな不具合はなさそうですが。

検証したことはないので、注意してください。

ウォームシャフトへのグリスアップはBOREDのTHETAを添付しています。

ALPHAよりもワンランク、DELTAよりもツーランク粘度をダウンさせ、グリスの粘度を示すちょう度は0号となり、汎用では低粘度なグリスとなります。

レベルワインド部の最終仕上げ。

抑え板をはめてから、ウォームシャフト受け、シム、ベアリングの順番です。

最後にEリングで固定ですね。

脱撥水グリス→高粘度オイルチューン

ドライブギア軸ですが、撥水グリスが添付されておりますが、定期的なメンテナンスを行う方や、オフショアでの使用を前提にしないケースだといわゆる通常のグリス仕上げやオイルチューンでもそこまで大きな問題は出ないです。

オイルチューンでは、定期的なメンテナンスと使用環境に左右されます。高頻度かつ継続的なメンテンスが必要と影響されますのでご注意ください。

フレーム側のグリスを除去して。

フレーム内部に高粘度オイルを充填させます。

使用したのは、NEMEA。

BORED METHOD DIVISIONオイル製品中で中粘度長寿命低摩擦オイルをコンセプトとするNEMEAオイル。 既存製品のCHIMERAオイルで想定したコンセプトを継承し、更に海水にも完全対応した防錆性と高負荷にも耐える摩耗性を強化しながらもヌル付きやベト付きを極力排除したサッパリとしたフィーリングにより、機構や摺動を伴う動きを損なわず油膜の「耐久性」を重視したオイルとなります。

THICK HEAVYです。

一般的なグリスの様に固形ペースト状ではなく、あくまでもオイルをベースとしながらも業界最高レベルの超高粘度に設定した効果により、オイルの浸透性とグリスの付着性を併せ持った性状が特徴となっています。

ドライブギア軸のベアリングを固定する際のネジですが、右巻きだと順ネジでベアリングの固定ネジが止まりますが、左巻きだと逆ネジになるので注意してください。

色が分かりづらいですが、しっかりと添付します。

Oリングをお忘れなく。

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