20年はステラSWの番手追加がありました。
ライトショアジギング(LSJ)でメインとなる4000番やオフショアでもかなり汎用性の高い5000番、6000番手の追加です。
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/02/img_photogallery03.jpg)
そして今回は、ショアジギングで最も人気のある番手4000XGを最高峰のSWリールであるステラSWと汎用リールとで比較してみました。
※20エクスセンスBBはショアジギングスタイルのリールではありませんが、仕様上における比較の対象機種としました。
※写真、画像はシマノHPより引用しております。
もくじ
自重・価格・ドラグ力
本体価格ですが、20ステラSWと20ツインパワー、20ツインパワーと20エクスセンスBBの差が約2倍程度に。
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自重については20ステラSWが頭一つ突き出ています。
ドラグ力自体の差はそれほどないと思いますが、実際のドラグ調節の差とは別ですね。価格に比例すると言って問題なしです。
ボディ
20ステラSWの自重の違いが出ているのはサイズによるものです。
20ステラSWは5000番ベースとしたボディなので、そもそもサイズが一回り大きいことで強い上に設計自体の堅牢性も高いです。
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20ツインパワーは・・・
18ステラが軽い理由は、
20ツインパワーの素材ですが、
20エクスセンスBBですが、
スプール/ストローク
スプールサイズ、ストローク共に最近主流のロングノーズスプールを主体とした設計に。上位3機種の違いはありません。
20エクスセンスBBは従来モデルのままですね。
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スプール受けの違いで20ステラSWと18ステラの互換性はありませんが、18ステラと20ツインパワーの互換性はあります。
ローター・巻上量
ローターは上位3機種はアルミニウム合金製。
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ローター同様違いがありません。
20エクスセンスのみスプール径が小さいことでわずかに巻上量が少ないのと、そもそも素材が樹脂製となります。
その他
20ステラSWのみハンドル長が60mm。
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ベアリング数は価格差によりますね。
ギア比はすべて6.2でした。
ターゲット
ターゲットについて、それぞれの公式HPから引用しました。表現がまちまちですがターゲットとしている対象魚が見えてきます。
20 ステラSW
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/02/img_sw4000xg.png)
通常のライトショアジギングよりは少し大物も混じるか?中型青物がメインターゲットに。
18 ステラ
![](https://erengeworks.com/wp-content/uploads/2020/02/55220_lineup1.jpg)
いわゆるオールラウンダーの位置づけ。汎用リールの最高峰たる所以でしょうね。
20 ツインパワー
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この番手では、文句なしのコスパ最強リールかもしれません。
20エクスセンスBB
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スプールがミディアムサイズなので、小型青物よりですね。初心者が始めるには非常に整ったスペックであるのには変わりないです。
続いて主要な技術特性を紹介していきます。
技術特性
技術特性を細かく説明はしませんが、表にまとめてみました。詳細について分からない個所もありますので、その点はご了承ください。
4機種すべてに搭載されている技術特性
以下は中級機以上には基本的に搭載されています。
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例外としてXプロテクトは上級機のみへの搭載でしたが、今回で流れが変わるかもしれません。
20ツインパワー以上に搭載されている技術特性
マイクロモジュールギアを除いて、20ステラSW・18ステラ・20ツインパワーに搭載されている技術特性です。
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下位機種との差別化のポイントになる要素が大きいですね。
18ステラ・20ステラSWのみに搭載されている技術特性
いわゆる耐久性や操作性に影響する部分。
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ドラグノブ(コイルドウェーブスプリング)とかDLCラインローラーは使ってみるとしっかりと違いを体感できますね。
20ステラSWのみに搭載されている技術特性
強くタフなリールとして、これだけの違いがあります。
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まとめ
最上ランク上のリールを求めるのであれば、ステラやステラSWが一番。特に強さを求めるのであれば20ステラSW4000XG機一択でしょうね。
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語弊があるといけないので言っておきますが、
18ステラ4000XGは、非常に優れたパフォーマンスのリールです。
がしかし、
トータルバランスの良さを考えられたライトさ故、SW機に比べると力強さは少し劣りますね。
そして、それはリールとしてのスペックが低い訳ではなく、スピニングリールとしての最大のアドバンテージである軽量さを手に入れた結果による差です。
その為、
ということも大きく影響してくるということです。
・・・色々見ていきましたが、
完全に個人的な見解ですが・・・
触っていないので、何とも言えませんが、価格とモノのバランスが良すぎましたね。
実機を改めてフィッシングショーで確認してきますので、その結果は後ほど・・・。
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