20ツインパワー、ついに購入しました。

元々所有している15ツインパワーと同じ3000MHGか、
もしくは、ライトショアジギング用として4000XGで悩んでいたんですが、
結局、4000MHGを購入しました。
スペック的にはちょうど間と取った形ですね。
購入の決め手
色々悩んで、購入の決め手は次の3点でした。
外箱にキズありで3万円切りました。
もちろん未開封です☆
15ツインパワーと比較して、同一番手で約30g程軽くなります。
この自重(255g)に納得です。
アマゾンアウトレットで激安だったこと
時々あるんですよね。

箱にキズありで1割程度の値引きのケース。

みたけどキズないし。


アマゾンを時々チェックすると見つかります。

今回はいい買い物でした。
PE2号が150m
安かったのは検討するきっかけでしかなく、一番の決め手はPE2号が150m巻けることでした。
青物狙いのショアジギングタックルを検討しているんですが、ロッドのスペック、PEラインの強度をどうするかで悩んでいました。
最低でもPE2号は欲しいなと。
1.5号でもいいかなと思っていましたが、ショアからブリクラスを釣る場合、最低でもメインラインにはPE2号が必要だ(←個人的な見解です。)ということで。掛けてからほぼロックしてやり取りすることまで想定しています。
あまり弱いタックルだと周りに迷惑をかけるので・・・。
C3000・・・1-400、1.5-270、2-200
3000MHG・・・1-190、1.2-150、1.5-120
4000MHG・・・1.2-250、1.5-200、2-150
4000XG・・・1-490、1.5-320、2-240
そして、3000MHGだとPE2号だとおそらく100mも巻けず、実釣時にラインが足りないという結果になることは目に見えていました。
1.5号でも120mしか巻くことが出来ない。
その為、C3000の深溝スプールをスペアで購入してショアジギングに投入しようと目論んでいましたが、素直に2号が150m巻ける4000MHGでいいやんってなりました。

そして、重いルアーをギア比の高いリールでアクションさせるのは非常に疲れるので、ギア比6.2のXG(エクストラハイギア)ではなく、ギア比5.8のHG(ハイギア)がなかなか使い勝手がよさそうだと思ったのも購入動機の一つ。(←正直、後付け感はあります。)
まあ、個人的には磯に入ることも無いし、おかっぱりの波止からキャストする位しか考えてないですからなおさらです。
自重が255g
実際に計測してみた所、254.5gとほぼスペック通り!!

元々使っていた15ツインパワー3000HGMは265g。
15ツインパワーの一つ下の番手より約10gも軽いんです。
この自重の軽さが最終的な決め手でした。
15ツインパワー3000HGMは既にヴァンキッシュのローターに交換済みの為、246gと軽量化しているのですが、今回は想定している使用用途が全く別物になるので、20ツインパワーの3000MHGの2500番の金属ローターではなく、上位の4000番の金属ローターの剛性感に期待した形です。
それでは各パーツの自重を比べていきます。
ハンドル

28.9gです。
15ツインパワー3000HGMのハンドルは29.6gなので、それより1g未満と僅かに軽い。(恐らく55mmで同じスペックです。)
スプール

43.8gです。
15ツインパワー3000HGMのスプールが36.2gなので、当然番手が下になるので当然ではあります。
ドラグノブ

8.6gです。
15ツインパワー3000HGMのドラグノブが8.8gなので、こちらも僅かに軽いという結果に。
なお、スプールサイズが変わったことで20ツインパワーの4000番のドラグノブを15ツインパワー3000HGMには流用出来ませんでした。
※1000番ボディは互換がありそうですが、2500番手以上は要注意です。
正確にはドラグノブのパッキンの形状が変わっているのみですね。

パッキンを交換すれば15→20、20→15ともに問題なく付きます。
ローター

60.3gです。
色々調べてみると15ツインパワーの4000番台のローターの自重が59.5g前後だそうで、約1g位重くなりました。
ちなみに、15ツインパワー3000HGMのローター2500番台のローター自重は46.6gで、16ヴァンキッシュの2500番台のローターは31.9gとなります。
金属製で重くなっているだろうなと想像していた為、大きな驚きはなかったですね。
ボディ

105.6gです!!
15ツインパワー3000HGMのボディが133.6gと、同じ4000番ボディでありながら約30g弱位軽量化になっております。
どのようにして軽量化が実現したのか??
ボディ内部構造の変更による軽量化もあるかもしれませんが、ボディ素材の見直しが一番でしょう。
実際に触ってみて・・・
結局、
トータルで重量が軽くなるよう設計した際に、金属ローター搭載ありきでボディ素材の見直しをした。
と言うのが正しい解釈のように感じました。
最後にローターを合わせたボディの自重です。

ハンドル、スプールドラグノブを除いた自重ですが、173.2gとなりました。
外観(外部パーツ)と空巻きによる印象
空巻きしただけなので、あまり良く分かっていないのですが、印象面を簡単に記載します。

ブランキングがデカい。15ツインパワーは縦でしたが、20ツインパワーは今回斜めにブランキングなりました。
なお、カラーが濃紺?(黒?)とシルバーが基調だったのが、今回はゴールドとガンメタで構成されています。
前回同様、リジッドサポートドラグ搭載。

ドラグノブの形状が変わっている為、スプール上部も15ツインパワー(4000番台)とは異なります。
スプール受けはそれほど変化はありません。

メインシャフトはピニオンギア非接触で、ローターナットで接触するタイプ。
18ステラや19ヴァンキッシュとは異なり、19ストラディックと同じ構造。

変わらずメイドインジャパンです。

さすが金属製のローターです。

ローターの重量はしっかりと感じますが、ローターそのもののサイズ感がコンパクトにまとまっているからか、慣性はそれほど高くなく巻き出しの軽さが感じられます。
もちろん、スムーズな巻き心地は素晴らしいの一言。
だたし、15ツインパワーと比べるとフルメタルボディとは巻き心地が明らかに異なりました。20ツインパワーは別物と考えた方がよさそうです。

あくまで印象ですが、巻き感が違うんですよね。
一方、
あくまで体感の問題なので、個人差はあります。
まとめ
ローターそのものの重さは分からず、ボディが軽量化したことで、持ち重りが軽減しています。

そして、ローターが重くなっているのに、なぜか巻き感に軽快感が生まれています。樹脂製ローターより比重が重いので遠心力が掛かりにくいことで回転の中心に重心が寄る??
・・・とか???
よくわかりませんが、
金属20ツインパワーは金属製のローターの良さがしっかりと感じることが出来ます。
実は、最後まで悩んでたんですが、現在所有の15ツインパワー3000HGMと同番手がほしかった理由は、今回のような比較記事を書きやすいというのもありました。
比較としても同一番手で比較した方がスペックに違いが分かりやすいですし。
次回は、15ツインパワーと同時に並行して分解を行い、ボディ内部の違いを検証していきます。
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