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21ナスキー C2000S 改造計画(3)15ストラディックを使用したワンピースベールカスタム

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15ストラディックのワンピースベールを流用した、21ナスキーのワンピースベール化の改造の方法をご紹介します。

前回までの内容はこちらです。

15ストラディックの入手

ローターの規格が前モデルの16ナスキーから変更がないので、

中古の15ストラディックを入手して、ワンピースベール他のパーツを流用します。

内部はサビサビ(特にローラークラッチ)でしたが、錆びを落としたら以外にも普通に使える個体でした。

綺麗にしてから以下のパーツを使用してカスタムしていきます。

計量化の為にメインシャフトも交換出来ればいいんですが、これは検証が必要ですね。

15ストラディックの各部自重

実は15ストラディックのローターをこのまま21ナスキーにポン付け出来ます。

ローター重量は40.55gです。

21ナスキーは46.02gですから、5gほど軽くなりますね。結構な自重差になりますが、今回はベールを交換するのが目的ですから、交換前提で進めていきます。

また15ストラディックのボディは94.44gです。

21ナスキーは97.56gなので、ほとんど変わらないんですよね。

ただ、15ストラディックはハガネボディ搭載で巻き感がかなり良いです。

※ここで、改めて15ストラディックの良さを紹介しても意味がないですね。

ワンピースベール化の必要なパーツ

では21ナスキーのベールを早速交換していきます。

なお、ワンピースベールのみを交換することはできません。

15ストラディック1000Sのパーツ価格表の以下のパーツは必要になってきます。

・42番 ベール組 2,805円
・22番 ラインローラーベアリングカラー 275円(2個必要ですから550円です。)
・24番 ラインローラー受ケ 165円
・41番 アーム固定軸 605円
合計:4,125円

※一体型ラインローラーはどちらでも大丈夫ですから価格に含めていません。

見た目をチェックすると、15ストラディックの方が少し明るいシルバーですね。

ベールの線径や形状は非常に近いです。

なお、改造によって少しだけ軽くなります。

0.7gなので、ほんの僅かですが。

15ストラディックのラインローラーは以下の4点セットですが。

一体型ラインローラーの変わりに、1BBカスタム済みのラインローラーをそのまま置換することも出来ます。

※前回の記事に1BB化の方法の記載がございます。

ただ、今回は以下で組みます。

左から

・18ナスキー 500 18番 ラインローラー座金  165円
・1BBラインローラー(改造済)

※4*7*2.5サイズのベアリング1点必要です。

・15ストラディック1000S 22番 ラインローラーベアリングカラー 275円

ワンピースベール化の組み方

まずはアーム固定軸をワンピースベールに差し込みます。そのアーム固定軸にラインローラーベアリングカラーを入れます。

続いて作成したラインローラーを通します。

ラインローラースペーサーというパーツがこの向きに来るように入れます。

※ラインローラーの種類によって組み方が逆になりますのでご注意ください。ただ逆に組んでも、基本的には問題なく動くと思います。

そしてラインローラー座金を被せるだけ。

別Verだと

ラインローラーベアリングカラーまず入れて、

おうとつのないラインローラー座金を入れます。

これにアームカムを固定すれば完了ですね。

注意点!

21ナスキーの純正のラインローラー座金(ラインローラー受ケ)だと、アーム固定軸が入らず流用できません。その為、15ストラディックなどのワンピースベール搭載機からラインローラー座金(受ケ)を取るようにしてください。

まとめ

やっと公式スペック通りになりました。

今回は純正のラインローラーを流用する形で仕上げました。

ベールとローターの色味も結構あっています。

ローターブレもあまり出ないので、カスタムし甲斐がありますね。

巻きは上位機種には敵いませんが、サイレントドライブでガタツキを排除した21ナスキーを改造してみるのも面白いと思います。

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