先日は20ツインパワーの4000MHGでローターナットに汎用ベアリングが追加出来るか検証してみましたが結果はうまくいかず・・・。

今回は、19ストラディック1000Sのローターナットに汎用ベアリングが追加できないか検証してみました。
前回までの19ストラディックの記事はこちら。

1000番ボディのローターナットへのベアリングの追加は?
結論から申しますと・・・、
19ストラディック1000Sにロータナットへの汎用タイプのベアリングの追加可能です!!

サイズが4*8*3のベアリングをご用意ください。(シールドタイプです。)

20ツインパワーの4000番は、メインシャフトの太さが途中から4mmから4.5mmに変わる所があり、内径4.5mmというベアリングが中々見つからないのですが、19ストラディックの1000Sの場合は、メインシャフトの太さがどの部位も4mmと変わらない為、追加できちゃうんですね。
作業手順
イモネジを取り。

リテーナーを取ります。
(19ヴァンキッシュのローターなので、参考にはならないですね。すみません。)

ローターナットを外します。(逆ネジ注意!!)

交換パーツ
交換パーツです。

上部の右端の真鍮製のパーツですが、厚み自体は2.5mmなので、ベアリングも2.5mm厚の方がいいんですが、3mmでも問題なかったです。
Oリングはベアリングの外径と微妙に合わず、居場所がなくなってしまうので取りはらいましょう。
上部からパッキンをかぶせるので、基本的にはOリングがなくても大丈夫だと思います。
※構造的に同じ18ステラや19ヴァンキッシュはOリング自体なかったので・・・。

でも、なんで19ストラディックとか20ツインパワーはOリングカマしてガチガチに防水対策するんでしょうね。
この辺のコンセプトがよくわかりません。・・・
ワッシャーは0.5mmと干渉する程の厚みが無いので、そのまま被せてもいいし、ベアリングにそのままゴムパッキンでもおそらく大丈夫ですね。

この真鍮製のパーツ通りの構成にする場合は、ベアリングの下部に4*6*0.25のシムを追加してください。

実際は厚み0.2mmのシムでほぼ再現可能。

このシム自体、あってもなくてもほぼ変わりませんが。

最後に
19ストラディック、散々改造してきました。
加工のレベルを削るとかまで発展させると、いくらでも改造箇所は見つかりますし、できてしまうので、現実的なカスタマイズはおそらくこれで終わりです。

このカスタマイズは2500番ボディでも出来そうです。
なお、20ツインパワー、20ヴァンフォードも同じような加工が可能だと思います。機会があれば紹介しますね。

ありがとうございました!
コメント
コメント一覧 (2件)
2500番に可能でしたら2500SHGには出来ますか❔ドラグの留め具❔ 細い金属棒を折った様なパーツの形状が異なるのです…
コメントありがとうございます。
5角形のピンですよね、止めておく必要はないので大丈夫だと思いますよ。